地域金融機関と顧客本位の業務運営~新しい金融検査・監督の枠組みの下で考える「顧客本位」とは~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2019-04-09(火) 13:30~16:30 |
講師 |
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士 三宅 章仁 氏 国内外における各種投資ファンドの組成・募集・販売、金融商品取引業の登録支援、金融商品取引業者に対する規制・監督上の観点からの助言など、資産運用ビジネスに関する法務全般を得意分野とする 「顧客本位の業務運営に関する原則」をテーマとした近時の著作として、「レギュレーション最前線『顧客本位の業務運営』を意識した投信販売」(REGULATIONS、2018年)、「アセットマネジャーへの提言(日本における投資信託の定着は『手軽さ』と『運用の多様性』がカギ)」(別冊J-MONEY アセットマネジャーズ Vol. 4、2018年)等がある |
概要 |
金融庁が「顧客本位の業務運営に関する原則」を公表してから間もなく2年が経過します。その間、金融庁においては抜本的な組織再編がなされるとともに、金融機関に対する検査・監督の枠組みも、従来型のルールとチェックリストを中心とするものから、プリンシプル(原則)と考え方・進め方を中心とするものへと大きく転換されつつあります。他方、人口減少に伴う資金需要の減少や低金利環境が続く中、地域金融機関を巡る経営環境は更に厳しさを増しているという実態もあります。 本講演では、主に地域金融機関の皆様を対象として、新しい金融検査・監督の枠組みの下で真に「顧客本位」の業務運営を展開、追求していくためにはいかなる点に留意していくべきかについて検討、解説いたします。 |
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セミナー詳細 |
1.顧客本位の業務運営を巡る進展 (1)顧客本位の業務運営に関する原則 (2)投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて (3)顧客本位の業務運営に関する取り組み方針・KPIの傾向分析 2.新時代における金融検査・監督の枠組み (1)金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針) (2)各分野の方針 ~健全性政策、コンプライアンス・リスク管理、融資に関する検査・監督実務 他 (3)変革期における金融サービスの向上に向けて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針(平成30事務年度)~ (4)新しい検査・監督の枠組みの下における「顧客本位の業務運営に関する原則」の位置付け 3.地域金融機関における顧客本位の業務運営 (1)地域金融機関を取り巻く経営環境 (2)投資信託や保険の販売は地域金融機関の「本業」か? (3)地域金融機関に期待される使命と「顧客本位の業務運営に関する原則」が目指すもの 4.顧客本位の業務運営を実現するための具体的な取組み (1)まずは自行取扱商品の再点検を (2)顧客の属性と取扱商品の特性は? (3)顧客の適切な投資判断に資する情報は十分に提供されているか? (4)顧客目線から見た資産運用・形成に対するハードル (5)営業員はなぜ投資性商品を販売するのか? 5.地域金融機関ならではの顧客本位の業務運営 (1)地域に根付いた金融機関であるからこそ発揮できる強み (2)投資性商品の「売手」として、「買手」として (3)金融機関であるからこそ注意すべきこと 6.新しい検査・監督の枠組みの下で留意すべき点 (1)プリンシプル(原則)や考え方・進め方が示唆するもの (2)ルール・ベースの規制の捉え方 (3)変わりゆくであろうこと、変わらないであろうこと 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※こちらは会場参加のお申し込みページです。オンライン受講をご希望の方は該当のページよりお申し込みください。 |
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