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自動運転が変える金融サービスの展望と事例

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2019-03-12(火) 13:00~17:00
講師
株式会社ストロボ
下山 哲平 氏(代表取締役社長)
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
岩下 昭人 氏(リテール商品業務部 リーダー)

【下山 哲平 氏】
大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief SolutionsOfficer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に重視 同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす 2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会 社ストロボを設立 設立2年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している 18年5月、自動車産業xデジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ 早くも、あらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に

【岩下 昭人 氏】
2001年安田火災海上保険株式会社(現 損害保険ジャパン日本興亜株式会社)入社 18年からリテール商品業務部 商品開発グループにてリテール分野の戦略などを担当

概要 【第一部】 自動運転時代における新たなる金融サービス創出の可能性
      ~2050年に770兆円もの市場規模になる巨大産業で金融ビジネスはどうあるべきか?~
【下 山 哲 平 氏】

「自動運転」×「金融」というテーマにおいて、商品設計だけでなくビジネスモデルそのものから大きく変わるパラダイムシフトが起こるのは、時間の問題である。自動運転にはレベル0~5という定義があり、一般的なイメージ通りの「自動」であるのは、「レベル3」以上であり、その実用化は決して「未来」の話ではない。この「レベル3」以上が実用化・普及した際には、従来の「金融商品」の中には、大きな脅威が訪れるものもある反面、これまで想像もしなかったような巨大なビジネスチャンスも生まれる。この21世紀最大のパラダイムシフトにおいて、チャンスを掴むためには「今」すぐに従来の「金融」の概念に別れを告げるべきだろう。自動運転領域において、最新の情報が一手に集まる「自動運転ラボ」だからこそ語ることができる具体例を含め、「自動運転×フィンテック」としての新ビジネスが起こり得るのか、詳しく・分かりやすく解説する。

【第二部】 自動運転普及に向けて損保会社としての備え
【岩 下 昭 人 氏】

2020年に一部で社会実装が予定されており交通事故の減少が期待されている自動運転について、研究開発・実験への支援、法的責任議論や実務・サービス面での対応など、自動運転の普及・社会課題の解決に向けた足元の対応状況をお伝えします。また、自動車の所有形態の変化(所有から使用へ)を見据えた当社取組みなどについてもお話します。
セミナー詳細 13:00~15:45
【第一部】 自動運転時代における新たなる金融サービス創出の可能性
      ~2050年に770兆円もの市場規模になる巨大産業で金融ビジネスはどうあるべきか?~
1.概論 ~自動運転社会の展望~
 (1)自動運転とは~いつから?どのレベルで?
 (2)自動運転市場規模
 (3)自動運転になると人々の生活や消費はどう変わるか?
 (4)新たなる ”プラットフォーム内決済” の誕生

2.金融業界のチャンスと脅威
 (1)自動運転車が普及すると金融業界に何が起こるか
 (2)自動運転社会において、消えゆく金融サービス
 (3)自動運転社会において生まれる巨大なビジネスチャンス
 (4)「自動運転×ブロックチェーン」で生まれる金融商品

3.「自動運転×決済」 ~決済という観点でのFintechチャンス~
 (1)自動運転社会では「スマホ決済」から「車内決済」が主戦場になる?
 (2)”トヨタペイ”の衝撃
 (3) MaaS(Mobility as a Service) 領域での「決済」

4.「自動運転×与信」 ~与信という観点でのFintechチャンス~
 (1)”移動データ”という新たなるビッグデータの出現
 (2)自動運転時代に考えられる「ローンの高度化」とは
 (3) 「シェアリング時代」の到来で新たに生まれる「本人認証市場」

5.「自動運転×保険」 ~保険という観点でのFintechチャンス~
 (1)「自動車保険」の概念はどう変わるのか
 (2)ダイナミックプライシング
 (3)自動運転社会における損保会社の付加価値

6.質疑応答


~休憩~

15:50~17:00【第二部】 自動運転普及に向けて損保会社としての備え
1.現在の日本の保険制度
 (1)珍しい日本の「2階建て」制度~任意保険と自賠責保険
 (2)責任関係に当面変更なし

2.損保会社に新たな役割
 (1)自動運転時代も見据えたデジタルサービスの展開
 (2)コネクテッドサポートセンター開設
 (3)保険会社の使命再確認

3.「所有から使用へ」の変化を見据えた当社の取組み
 (1)環境認識
  (a)自動運転の普及による収入保険料への影響
  (b)所有から使用へ、保険加入者は個人から事業主へ
 (2)モビリティビジネスエコシステム
  (a)ロードアシスタンス(トラブル対応)
  (b)ポータブルスマイリングロード(スマホカーナビアプリ)
  (c)スマイリングロード(運送業等のドライブレコーダーによる運行管理・安全運転支援)
  (d)ドライビング!(事故現場駆けつけサービス)
  (e)TIER4コネクテッドサポートセンター)
  (f)LINEほけん

4.質疑応答
補足事項 ※録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください。
※講演時間は前後する可能性がございます。
※当日の講演は最新動向と参加者の皆様の層に応じた内容とするため一部変更がある場合がございます。 

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