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不動産証券化・流動化におけるヴィークル選択の可能性

~今後の展開が期待されるヴィークルを中心に~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2003-04-21(月) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
小澤 絵里子 弁護士

ニューヨーク州弁護士

セミナー詳細 不動産流動化における証券発行体又はローン借入主体としては、ケイマン法人が出資者となって新たなヴィークルが組成されることが多い。しかし、このような形は必ずしも論理必然的に要求されるわけではない。今後、様々な要望を反映させつつストラクチャーを柔軟に組成していくためには、より多くのヴィークルの選択肢を検討しておくべきであろうし、また近時そのような取り組みが積極的になっていると感じている。そこで、本セミナーでは、今後の展開が期待されるヴィークルの可能性について概説する。

講義詳細
1.一般的に利用されてきたヴィークル
(1)ケイマン法人等を親会社とする有限会社・株式会社
(2)ケイマン法人等を親会社とする特定目的会社
(3)ケイマン法人とその日本支店
  参考 - 借入主体としての信託

2.新たなヴィークルの活用とその可能性
(1)中間法人を親会社とする有限会社・株式会社
  ~基金拠出者のコントロールの排除
  ~社員が1人になる可能性(解散の可能性)
  ~社員2人、理事1人、監事1人が必要であることの実務上の意味
  ~定款に定めるべき事項
  ~事後設立の問題
(2)特定持分信託を利用した特定目的会社
  ~ 信託法第58条との関係
  ~独占禁止法に基づく認可(公正取引委員会規則による除外)
  ~追加信託の可能性
(3)事業会社の100%子会社
  ~定款と契約による拘束
(4)事業会社のSPC化
  ~既存事業・資産とコントロールの切離し
(5)特定目的信託

3.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい

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