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金融庁公表の新方針「変革期における金融サービスの向上にむけて」を読み解く

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-11-16(金) 10:00~12:30
講師 専修大学商学部 准教授
元 三菱UFJフィナンシャル・グループ
コンプライアンス統括部長
渡邊 隆彦 氏

1986年東京大学工学部卒、92年MIT経営大学院修了 三菱UFJ銀行(現)にて金融制度改革、証券子会社戦略、シンジケートローン業務企画、IFRS移行プロジェクト等を担当後、三菱UFJフィナンシャル・グループ コンプライアンス統括部長、国際企画部部長を歴任 2013年4月より専修大学にて教鞭を執る 専門は国際金融、企業ガバナンス・コンプライアンス、金融規制・制度論、ファイナンス論、金融教育

概要 本年7月、金融庁は組織再編を行うとともに、長官が森信親氏から遠藤俊英氏に交代した。新しい体制に注目が集まる中、「変革期における金融サービスの向上にむけて~金融行政のこれまでの実践と今後の方針~(平成30事務年度)」が9月26日に公表された。
金融庁は、金融行政の目標と進め方を「金融行政方針」として年度初めに発出する一方、事務年度の終了後には、「金融行政方針」で打ち出した施策の進捗評価・分析と今後の課題をまとめた「金融レポート」を公表する、というPDCAサイクルを平成27事務年度から回してきた。今回の文書は、従来の「金融レポート(旧年度)」と「金融行政方針(新年度)」を統合して一つにしたものである。
本セミナーでは、この最新の方針を読み解きながら、各金融機関がどのようなアクションをとれば良いのか、金融庁の問題意識を踏まえたうえで解説する。他の金融庁公表資料も適宜参照しながら、今後の金融行政の姿を立体的に俯瞰してまいりたい。
セミナー詳細 1.金融行政の改革
(1)金融行政の目標
(2)金融庁の組織再編
(3)金融行政の大きな方向性

2.金融システムを取り巻くマクロ経済環境

3.個別の重要テーマ
(1)デジタライゼーション(フィンテック)進展への対応
(2)家計の安定的な資産形成 ―「顧客本位の業務運営」の確立・定着―
(3)コンプライアンス・リスク管理の実態的強化
(4)内部監査の高度化
(5)マネロン・テロ資金供与対策
(6)サイバーセキュリティの強化、ITガバナンス
(7)投資用不動産向け融資 ―スルガ銀行事案を受けて―
(8)銀行カードローン
(9)貯蓄性保険(特に外貨建保険)の販売
(10)金融犯罪・金融トラブルへの対応
(11)金融サービスの利便性向上(障がい者等への対応)

4.業態別のテーマ
(1)地域金融機関
(2)大手銀行グループ
(3)保険会社
(4)証券会社、FX業者、仮想通貨交換業者等

5.金融庁の取組み
(1)資本市場の機能強化に向けた取組み
(2)今後の検査・監督の方向性

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※会場にご注意ください。 

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