金融機関におけるデジタル時代の新たなリスク管理とITガバナンス構築の実務 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-11-21(水) 9:30~12:30 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 ファイナンシャルインダストリー パートナー 福島 雅宏 氏 金融機関のIT部門勤務を経て、当監査法人に入所 主に金融持株会社・銀行・証券・保険・ノンバンク等に対するIT監査、JSOX支援、システムリスク管理態勢評価、経営統合に係るリスク管理態勢評価、情報セキュリティ監査、ITガバナンス態勢構築支援業務、内部監査高度化支援、内部監査品質評価業務等に従事 主な著書・寄稿に「内部監査入門」(共著、金融財政事情研究会)、「ITガバナンス概論」(金融財政事情研究会)、「ステークホルダーへの価値創出を目指したITガバナンス」(企業リスク) システムリスク管理、ITガバナンスに関するセミナー講師多数 |
概要 |
デジタライゼーションが進展する中、金融機関は新技術を活用したイノベーションやビジネスプロセスのデジタル化による効率化・高度化への投資を活発化させるとともに、それを実現するための組織・人材の変革への取り組みを進めています。しかしながら、デジタライゼーションにより各企業にとっての真の価値を創出し、持続的な成長につなげるためには、ビジネスとITとの関係性、IT戦略やIT投資の管理プロセス、新技術の活用にともなうリスクの管理プロセス等のITガバナンスのあり方を、体系的に各企業のデジタライゼーションに適合させる必要があります。 本セミナーでは、主にリスク管理部門、内部監査部門の方を対象に、デジタル化が進展するなかでのITガバナンスの全体像、リスク管理のポイント、第2・第3のディフェンスラインとしての役割について解説します。 |
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セミナー詳細 |
1.デジタル時代の新たなITガバナンス (1)ITガバナンスとは (2)デジタル時代の環境変化(「働き方」「資源」「テクノロジー」の変化) (3)環境変化を踏まえたITガバナンスのあり方 (4)当局の動向 (金融制度改革、金融行政方針) 2.ITガバナンス構築における主要論点 (1)戦略管理(デジタル戦略実現のための体系的な計画化とモニタリング) (2)組織構造(デジタル組織の発展のステージに応じた組織構造・機能配置) (3)人材管理(デジタル時代の人材像と確保戦略) (4)投資管理(俊敏な意思決定のための投資管理) 3.新技術や環境変化に対応したリスク管理のポイント (1)RPA(ブラックボックス化や分散化への対応) (2)AI(IT が生み出すコンダクトリスクへの対応) (3)オープンAPI(セキュリティ管理、接続業者の管理) (4)クラウド(クラウドコンピテンシーセンターとしての役割と管理) (5)アジャイル開発(アジリティと品質とのバランスの管理) (6)外部委託先管理(スタートアップやフィンテック事業者のリスク管理) 4.今後のリスク管理態勢のあり方 (1)リスク管理態勢のあり方 (2)内部監査のあり方 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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