QRコード決済がもたらす世界の決済ビジネスの新潮流~国内外の最新事例と新しいユーザー体験(UX)がもたらすインパクト~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-09-19(水) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社インフキュリオン
シンクタンク事業部 マネージャー 森岡 剛 氏
2014年~:インフキュリオン シンクタンク事業部にて調査分析業務の中核を担う 特に決済とフィンテックに関する海外事例を踏まえた戦略分析に定評 戦略コンサルティングにおけるアドバイザーを務める一方、雑誌やWebメディアにて情報発信も行う |
概要 |
2次元バーコードであるQRコードを用いた決済サービスが脚光を浴びている。QRコード自体は従来からあるものであり、またQRコードを活用する決済サービスもあったが、大きな注目を浴びることはなかった。 そんな状況は、中国発のアリペイとウィーチャットペイの大成功によって一変した。中国という巨大市場において、リアル決済のキャッシュレス化を一気に実現してしまった事実への驚きが、日本を含む多くの国でQRコード決済の意義を見直すきっかけになっている。 QRコード決済を「カードをQR コードで置き換えただけ」とみくびってはならない。業界が長年培ってきたカード決済インフラをバイパスし、新しい顧客経験(UX)を可能にするサービス革新が既に進行している。 本講演では、海外と国内のサービス事例におけるUXや処理フロー、そして各サービスの背景にある戦略的意図を解説しながら、モバイル決済UX革新の動向に迫る。カード決済の国際ブランドのコンソーシアムであるEMVCoによる仕様標準化、アジア各国における標準化動向について報告する。 また日本政府のキャッシュレス化推進の最新状況に触れた上で、独自の消費者リサーチで見えたQRコード決済普及への留意点を解説する。 |
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セミナー詳細 |
1.いま、なぜQR決済なのか (1)決済市場で起こっている大きな変化 (2)カード決済のUXの特徴 (3)QRコードによる新たな決済UX :アリペイ、ウィーチャットペイほか 2.顧客提示型のスキーム (1)サービス事例とその戦略的背景:米スターバックス、米チェース銀行、英テスコほか (2)処理フロー上の注意点と動的QRコード 3.加盟店提示型のスキーム (1)静的スキームの事例 :Visa、MasterCardほか (2)静的スキームの処理フローと注意点 (3)静的と動的のハイブリッド型スキームの事例 (4)動的スキームの事例 :米ウォルマートペイほか 4.銀行のリテール戦略とQRコード決済 (1)日本のカード業界の特殊性 (2)銀行法改正と銀行APIがもたらすもの (3)口座連動型QR決済 5.決済UXの再構成 (1)金額確定とQRコードスキャンのアンバンドル化 (2)アンバンドル型処理フロー :米ウォルマートペイ (3)国内事例:タクシー 6.グローバルでの標準化動向 (1)EMVCoのQRコード仕様 (2)アジア各国の標準化の状況とその戦略的背景 7.日本市場への展望 (1)経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」と日本のキャッシュレス化 (2)消費者リサーチで見えた普及への留意点 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※本セミナーは7/5(木)に開催したセミナーのブラッシュアップ版であり講義内容に重複がございます。 |
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