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金融機関の外部委託先管理の再構築

~リスクシナリオの変化とリスク情報を活用したリスクベースでのモニタリング、RPAが外部委託業務に与える影響~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-08-08(水) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、大手クレジットカード会社、大手地方銀行等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施 主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号) 「銀行員の内部犯罪を防ぐ」 (金融ジャーナル、13年12月号) 「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」 (Financial Regulation 14冬号)

概要 金融機関における外部委託は引き続き拡大傾向にあります。一方、外部委託先での情報漏洩事故や品質面での不備が報道され、現行の委託先管理の形骸化や実効性に不安を持つ声も多く聞かれます。委託先における内部不正への対策なども引き続き課題として認識されています。
本セミナーでは改めて外部委託リスクを整理します。前半では現状の課題とシナリオを利用した形骸化防止策、サービスの多様化による新しいリスクを、後半では可視化した外部委託リスク情報を利用した管理の効率化事例、委託業務の事務リスクとRPA(Robotic Process Automation)が外部委託業務に与える影響についてご紹介します。
セミナー詳細 1.外部委託先管理を取り巻く環境
(1)外部委託の利用状況と最近のトピック
(2)外部委託先管理の指摘事例
(3)外部委託におけるリスクの整理
(4)外部委託先管理の抱える課題

2.外部委託におけるリスクの整理 ~起こりうるリスクシナリオと新しいリスク~
(1)委託業務と業務リスクの関係
(2)固有リスクから導くリスクシナリオの作成
(3)自己評価からの残余リスクの把握と点検
(4)情報漏えい以外に顕在化しつつある委託先リスク

3.これからの委託先管理[1]リスク情報の可視化と管理への反映による効率化
(1)外部委託リスクの可視化と委託先情報の一元管理
(2)自己評価からの残余リスクの把握と点検
(3)固有リスクと残余リスクを用いた点検先の選定
(4)残余リスクの管理とモニタリング

4.これからの委託先管理[2]委託先における事務リスクとRPAの可能性
(1)委託先における事務リスク管理の現状と課題
(2)RPA化による事務リスクの削減
(3)外部委託とRPAの共通点
(4)外部委託業務のRPA化による効果とリスクの整理

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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