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曲がり角に立つセブンイレブンとセブン銀行

~新たな競合店対策と新金融サービスの模索~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-07-19(木) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

概要 セブンイレブンの2017年度業績は好調であった。しかし、8ヵ月連続客数減に見舞われ、新レイアウトの採用に追われている。この対策では強力になったドラックストア対策には不十分であり、将来への成長・収益へのマイナス影響も予測される。しかも、コンビニエンスストアの過剰時代に突入している。この影響は、セブンイレブン1店当たり1~2配置しているATMの利用者の減少に現れている。近未来に採算ラインの90人強を割る勢いである。セブン銀行は、この利用実態とQRコード普及・イオンによる新しいキャッシュアウトの採用に対して有効な対策は講じられていない。この状況を具体的に分析し、現中期計画も死角を浮き彫りにする。同時に、今後の戦略方向を想定し、既存金融機関への影響を予測する。
< 対象者 >
■銀行の関係者 ■ポイントカード、電子マネー、QR決済の関係者 ■食品スーパーや総合スーパーでのキャッシュアウト関係者■新規事業関係者 ■生命保険・損害保険の関係者
セミナー詳細 1.2017年度の好業績
(1)セブン&アイグループの業績
(2)セブンイレブンの業績
(3)セブン銀行の業績
(4)好業績を喜べない理由

2.中期計画の死角
(1)見えないグループ小売業態の再生
(2)セブンイレブンの一本足依存
(3)セブン銀行の収益顕著と異変
(4)国内で見えない成長ドライバー
(5)アメリカへのATM進出加速

3.語られないセブンイレブンの新プロトタイプ
(1)過剰時代の集客への対策
(2)店舗の新レイアウト
(3)調剤との共同出店進まず
(4)迫るドラックストアの脅威
(5)食品スーパーに広がるグローサランド
(6)加速するPBの進化
(7)相次ぐファミリーマートとローソンの実験
(8)差別化と自社競合回避可能なプロトタイプの不在

4.セブン銀行の中核である国内ATM事業に灯る赤信号
(1)溢れるATM台数
(2)1台当たり利用者数の継続的減少
(3)イオンが採用したキャッシュアウト
(4)QR決済などのキャッシュレス化の浸透
(5)現金受取サービスも補完程度
(6)アメリカでのATM展開

5.見えないセブン銀行の次世代事業像
(1)国内での決済口座事業強化
(2)決め手を欠く決済口座事業の動向
(3)社内新規事業コンテスト不発
(4)オープンイノべーションへの切り替え
(5)見えない次世代事業

6.今後の戦略方向(1)ATM事業
(1)機能の分離と代替
(2)ATMと物販の関連
(3)薄れるシナジー効果
(4)セブンイレブン以外での展開も効果限界
(5)機能を絞り込みで用途開発に
(6)2019年度から第4世代ATMへ

7.今後の戦略方向(2)決済口座事業
(1)電子マネーの利用状況
(2)ポイントカードの利用状況
(3)個人向けローン
(4)海外送金サービス
(5)デビットカード
(6)遅すぎた事業注力
(7)既存金融機関への影響

8.今後の戦略方向(3)海外事業
(1)アメリカでのATM展開
(2)セブンイレブン内
(3)セブンイレブン外

9.今後の戦略方向(4)今後の新規事業予測
(1)付帯事業との連携
(2)簡易入力による事業
(3)既存金融機関への影響

10.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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