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金融機関におけるデジタル戦略の立案ポイントと実践

~AI,RPA,ブロックチェーン等の技術トレンドを見極め、活用する~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-05-22(火) 13:30~16:30
講師 株式会社NTTデータ経営研究所
シニアコンサルタント
桜井 駿 氏

株式会社NTT データ経営研究所 情報戦略コンサルティングユニット ビジネストランスフォーメーショングループ 兼 デジタルコグニティブサイエンスセンターDCS マーケティング推進室 シニアコンサルタント
大学卒業後、みずほ証券株式会社を経て2015年より現職 「顧客開発に悩む企業の問題を解決する」をミッションに、金融を中心に不動産・通信など幅広いセクター企業に対するデジタル×デザイン×戦略を軸とした従来とは異なる独自の戦略コンサルティングを強みとする クライアントと共にゼロベースのビジョン策定から、エンドユーザー、顧客を起点にした戦略立案をファシリテーターとして深く入り込みながらリードするアプローチが特徴デジタルビジネスにおける企業変革や、フィンテック、ブロックチェーンに関する講演を全国で多数実施 主な著書に、「超図解ブロックチェーン入門」(日本能率協会マネジメントセンター)、「決定版FinTech」(共著、東洋経済新報社)一般社団法人Fintech協会 事務局長、米国スタートアップ企業のシニアアドバイザーを兼務

概要 日本国内でも「FinTech」という言葉が登場して5年以上が経ち、直近では2年連続の銀行法改正をはじめ、次々と金融系スタートアップが誕生し、株式公開やM&Aによる売却事例が出てくるなど、着実に金融サービスを取り巻く環境は変化しています。ブロックチェーンやAIなど技術トレンドも変化が早く、長期的には人口減少などマクロ環境で見た市場規模縮小は避けられない中で、既存の金融機関にはデジタルイノベーションが求められています。
このようなトレンドをどのように見極め、活用していくか、その戦略と組織設計は大きな課題の一つと言えます。専門部署を立ち上げて試行錯誤している、突然専門担当になり困っている、これから専門部署を立ち上げる、それぞれ組織の状況は異なると思います。デジタルを前提とした環境下で、デジタル活用の目的と方針を定め、顧客に対して価値あるサービスを提供するためにどのようなことに取り組むべきか、そのオプションと事例、講演者が実際に経験した事例をもとにご紹介します。
経営企画・商品企画・営業企画等の担当者向けの内容となります。
セミナー詳細 1.金融機関におけるビジョン策定
(1)企業組織の目的とイノベーションの定義
(2)金融機関におけるイノベーションの必要性とその類型
(3)ビジョン策定の重要性とその手法

2.金融機関におけるデジタル戦略立案の全体像
(1)デジタル、FinTechを組織として定義する
(2)全社戦略におけるデジタル戦略の位置づけと目的
(3)創造/改善2つの方向性
(4)デジタルアプローチにおける目的と手段の明確化
(5)トレンド(オープンAPI、音声UI)の活用

3.金融機関のデジタル戦略における組織と意思決定
(1)あるべき意思決定の姿と組織設計
(2)組織形態の類型(ワーキング、専門部署、兼務型タスクフォース、別会社設立)
(3)戦略の目的と組織設計(チームビルディング)
(4)デジタル戦略における人材定義と役割

4.金融機関のデジタル活用における「創造」アプローチ
(1)戦略全体の目的から内部/外部を定義する
(2)デザイン思考/リーンスタートアップ
(3)オープンイノベーション/ビジネスコンテスト/アクセラレーター/ハッカソン
(4)出資・買収

5.金融機関のデジタル活用における「改善」アプローチ
(1)戦略全体の目的から内部/外部を定義する
(2)AI、ロボティクス、RPAの活用
(3)コミュニケーションツールの活用

6.まとめ

7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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