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遺伝子情報解析の未来

~保険ビジネスに与える影響~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-04-23(月) 13:30~16:30
講師 クオンタムバイオシステムズ株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
本蔵 俊彦 氏

東京大学理学系大学院卒業後、同大学助手としてゲノム解析研究に従事 その後、国内証券会社にてバイオ関連セクターのアナリスト、外資系コンサルティング会社マッキンゼー&カンパニーにて製薬・ヘルスケア関連プロジェクトに従事した後、政府系投資ファンドの産業革新機構ではバイオ分野の投資および経営支援に従事 ライフサイエンスを軸とした経営支援・投資経験をもとに、革新的DNAシーケンサーの開発に挑むクオンタムバイオシステムズ(株)を設立し、現在はシリコンバレーを中心に活動 コロンビア大学MBA

概要 今日の保険業界は、デジタル化を含む様々な革新的技術を理解し、また、ビジネスに積極的に反映する必要性に迫られている。特に、遺伝子解析コストが急激に下がり、遺伝子情報を用いた様々なサービスが立ち上がる中、消費者が遺伝子情報を個人で利用できる環境が整いつつあり、保険ビジネスにとって大きな影響を及ぼすと考えられている。遺伝子情報は、各個人の体質や病状に合わせて行う個別化医療のベースとなるだけではなく、個人の健康に関連する将来のリスクについて重要な示唆を与える。情報の非対称性・逆選択により、既存の保険ビジネスにとって脅威となる側面がある一方で、遺伝子解析によってもたらされる患者の健康が、結果的に保険業界にとって利益をもたらす可能性もある。遺伝子解析技術の進展に伴い、保険会社は今後のどのような取り組みが必要とされるのか、技術、規制、ビジネス等の各観点から構造化し今後の展望を共有する。
セミナー詳細 1.遺伝子解析技術の新潮流と展望
(1)遺伝子解析技術の発展とイノベーション
(2)DNAシーケンサー市場の最新動向
(3)各国の遺伝子関連プロジェクトの状況
(4)遺伝子情報ビッグデータの活用

2.遺伝子関連ビジネスのトレンド
(1)各種遺伝子関連ビジネスの分類
(2)シリコンバレーを中心とした関連ビジネスへの投資動向
(3)各国の関連認証制度、法規制の概要
(4)日本国内の遺伝子関連ビジネスの状況および課題

3.保険ビジネスに対するインパクト
(1)既存の保険ビジネスが直面する脅威
(2)保険会社の現時点での対応と取り組み
(3)保険商品の差別化のための方向性と課題
(4)(まとめ)遺伝子解析技術の進展に伴い、保険会社は遺伝子情報にどのように取り組むべきか

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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