資源関連事業依存からの脱却を目指す総合商社の行方 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-04-16(月) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
概要 | 2015年度資源価格の大幅下落で、多くの総合商社は業績を急激に悪化させた。ランキングは大幅に変動し、非資源分野に注力していた伊藤忠商事がNo.1になった。最近は資源価格の回復で業績も大きく向上した。問題は、資源価格に依存する事業構成にあり、非資源分野の事業比率の引き上げが求められている。非資源分野の事業比率は容易に向上させられない。さらに、リース会社の多角化で総合商社と同じ事業運営にウェイトを置き始めた。今後競争激化していく中で、総合商社の経営戦略はどのようになっていくかを分析する。非資源分野の象徴たる流通事業・金融事業の成果を見ながら、非資源分野での実力をみていく。本セミナーでは、極端にリスクが異なる事業群を抱える総合商社の経営戦略を見ながら、今後の他業種への影響も予測する。 |
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セミナー詳細 |
1.資源価格の暴落ショック (1)暴落 (2)三菱商事 (3)三井物産 (4)伊藤忠商事 (5)住友商事 (6)丸紅 (7)本当に想定外か (8)資源商社モデルの限界 2.問題の資源関連事業シフト (1)資源関連事業vs非資源関連事業 (2)5大総合商社の比率 (3)資源価格の変動 (4)変動によるリスクの大きさ (5)リスク以上に影響を受ける体質 3.非資源関連事業の比率と内容 (1)非資源関連事業とは (2)総合商社を特徴付ける事業 (3)成否を分ける事業 (4)金融事業 (5)流通事業 4.金融事業の展開 (1)総合商社の業態揃え (2)特徴[1]中途半端なリース事業 (3)特徴[2]オリックスが先行して領域を侵食 (4)特徴[3]ネット金融業態も出遅れ (5)特徴[4]べンチャーキャピタルも伸びず (6)総合評価 5.流通事業の展開 (1)総合商社の業態揃え (2)特徴[1]手痛い電子商店街の撤退 (3)特徴[2]提携止まりの総合スーパー・食品スーパー (4)特徴[3]実力が試されるコンビニエンスストア事業 (5)総合評価 6.非資源関連事業の現時点評価 (1)三菱商事 (2)三井物産 (3)伊藤忠商事 (4)住友商事 (5)丸紅 7.今後の対応力 (1)フィンテックの浸透への対応 (2)影響を与える金融業態 (3)ネット&リアルの流通革命への対応 (4)影響を与える流通業態 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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