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楽天グループの新戦略効果と金融分野の変化予測

~競争優位を持続できるか~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-05-21(月) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

概要 ネット&リアルの巨大なプラットフォームを構築し、ワンIDであらゆるサービスを提供できる新時代に突入している。アマゾン、ヤフー+アリババなどとの競争が激化している。楽天グループは、決済を連結ピンとして銀行・証券・保険などの総合金融業態を展開するグループでもあるが、今後携帯電話事業・損害保険事業に新規参入し、次世代の戦略も視野に入れている。あらゆるサービスの提供で獲得した会員をネット&リアル系総合金融業態に誘導していく。金融商品購入プロセスや個別の金融商品開発に独自性を追求するだけでなく、ITやAI(人工知能)技術を駆使した未来像は大きく異なる。競合する総合金融グループとの多面的な競争力を比較分析しながら、5金融分野における今後の戦略展開を予測する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。
< 対象者 >
■銀行、地方銀行、ネット銀行の関係者
■証券、ネット証券の関係者
■情報システムの関係者
■生命保険、ネット生保、損害保険、ネット損保の関係者
■投資信託の関係者
セミナー詳細 1.新しいトレンドと影響の拡大
(1)キャッシュレス化
(2)カードレス化
(3)訪日外国人の急増
(4)コネクティドカーと自動運転
(5)家庭のIoT化
(6)変わる金融店舖
(7)存在感を高めるプラットフォームのパワー

2.強力なライバル(アマゾン、ヤフー+アリババなど)との競争激化
(1)追い越すアマゾン
(2)追撃するヤフー+アリババ+アリぺイ
(3)攻め込むウィチャットぺイ+JD.Com
(4)SBI グループ
(5)イオングループ
(6)浮き彫りにされる楽天の弱点と戦略構想力の違い

3.ネット&リアル系金融グループのタイプと相違点
(1)ネット&リアルの進展度
(2)ネットによるプラットフォームの潜在力
(3)激変するリアル金融店舗
(4)ネット&リアル系金融グループのタイプと相違点

4.楽天グループの強力なライバルの登場と強み・弱み
(1)<強み1>日常消費とライフイベント
(2)<強み2>膨大な会員数と多頻度のアクセス
(3)<弱み1>躓いた海外展開
(4)<弱み2>ライバルとの比較劣位(アマゾン、ヤフー+アリババなど)
(5)<打開策1>携帯電話事業への参入
(6)<打開策2>ビックデータ活用
(7)<打開策3>損害保険事業への参入

5.楽天グループにおける今後の戦略オプション
(1)想定される戦略オプション
(2)決済事業
(3)銀行関連事業
(4)証券事業
(5)生保事業
(6)損保事業

6.決済事業の競争力と今後の予測
(1)決済事業のセグメントとライバル
(2)決済事業の現状
(3)クレジットカードの競争力と今後の予測
(4)クレジットカード会社への影響
(5)電子マネーの競争力と今後の予測
(6)電子マネー会社への影響

7.銀行関連事業の競争力と今後の予測
(1)銀行関連事業のセグメントとライバル
(2)銀行の競争力と今後の予測
(3)既存銀行への影響

8.証券事業の競争力と今後の予測
(1)証券事業のセグメントとライバル
(2)リアルチャネルの効果
(3)株式の競争力と今後の予測
(4)AIの浸透度
(5)投資信託の競争力と今後の予測
(6)既存証券会社への影響
(7)FXの競争力と今後の予測
(8)既存FX業者への影響

9.生命保険事業の競争力と今後の予測
(1)生命保険のセグメントとライバル
(2)医療保険の競争力と今後の予測
(3)高齢化時代の人とAIの争い
(4)既存生命保険会社への影響

10.損害保険事業の競争力と今後の予測
(1)損害保険のセグメントとライバル
(2)個人向け保険の競争力と今後の予測
(3)楽天会員データ活用保険
(4)既存損害保険会社への影響

11.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※キャンセル待ちをご希望の方はお問合せからご連絡ください。
※楽天の損害保険事業参入の発表を受け、一部講演内容を追加いたしました。(30.01.30更新)
 

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