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保険分野における販売手数料開示と展望

~金融行政方針等を踏まえた実務対応~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-03-07(水) 9:30~12:30
講師
株式会社エスカリエ町田 代表取締役 徳沢 清児 氏
株式会社エスカリエ町田
代表取締役
徳沢 清児 氏

生命保険会社を経て、デロイトトーマツコンサルティング合同会社にジョイン、2017年10月より現職 この間、報酬規程および販売手数料体系の構築、生保業界に先駆けニードセールス手法の高度化、大手損保社に対する生保子会社立ち上げ支援プロジェクトを経験 改正保険業法対応では、業界の取り纏めに携わる また、銀行をはじめとする金融機関向けの研修を多数実施 合わせて世界規模で募集現場の状況を把握してきた 近年では、金融庁向け研修を複数回実施

概要 2016年、募集分野にメスを入れた改正保険業法の施行後、2017年には、「顧客本位の業務運営に関する原則」が公表されました。以降、さまざまな金融事業者が、このフィデューシャリーデューティーに関する取組方針の策定・公表を実施していますが、ともすれば先が見えないままに、対症療法の制度構築になりがちです。特に保険代理店に対して支援する立場の保険会社でも、どのように先を読んでいくべきかを不安視する声も聞かれます。金融行政方針に示されたように、ルールベースからプリンシプルベースへの転換を図ろうとする保険監督局の問題認識も踏まえる必要があります。
本セミナーでは、かかる背景も鑑み、募集現場で確認された顕在化事象に対し、世界の金融先進国の事例等も参考にしながら、販売手数料の分野にフォーカスして、どのように実効性のある対策と手段を採っていけるのかを紐解いてまいります。
セミナー詳細 1.改正保険業法施行とその後
(1)募集関連規制の沿革
(2)改正保険業法施行がもたらしたもの
(3)「金融行政方針」等から見えてくる金融庁の問題意識

2.手数料開示に関する世界事情
(1)世界各国の販売手数料関連規制の状況
(2)「手数料開示」と「手数料支払い禁止」
(3)生き残りをかける保険会社と保険代理店

3.販売手数料に関する現状の課題 (具体事例を含む)
(1)販売手数料が生んだ、さまざまな悲劇
(2)販売手数料と募集品質の残念な関係
(3)販売手数料見直しの視点

4.販売手数料に関する展望
(1)「顧客本位の業務運営に関する原則」等に観る販売手数料
(2)代理店の規模・特性に応じた「ベストプラクティス」を探して
(3)「リスクカルチャー」の醸成(保険会社および保険代理店)
(4)募集品質に関わるインディケーターの見直しとモニタリング
(5)モニタリングの効果測定

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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