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プライベート・エクイティ・ファンド投資とリスク管理

~バイアウトファンドを中心としたPEファンドについて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-03-14(水) 9:30~12:30
講師 あけぼの投資顧問株式会社
代表取締役
白木 信一郎 氏

三菱東京UFJ 銀行(旧三和銀行) 市場営業部、資金証券為替部 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社 代表取締役社長CIO アストマックス投信投資顧問株式会社 取締役CIO 1995年以降、一貫してPEファンド、ヘッジファンド等オルタナティブ投資、資産運用業務に携わり、海外、国内の独立系運用会社の調査、ファンド投資実行数ともに多数 米国ヘッジファンドのアドバイザー等も務める ロンドン・ビジネス・スクール 金融修士号取得

概要 近年、世界でPEファンドによる企業投資やインフラ投資の増加が顕著である。国内でも新しいバイアウトファンドやベンチャーキャピタル等の設立が目立ち、事業承継や大企業の事業部門カーブアウトを背景とした企業買収や合併の増加を後押ししている。ファンドに対する資金供給をしている投資家の種類や投資形態も多様化しており、金融機関においては、有価証券投資の多様化との位置づけ以外にも、LBOファイナンスの供給を目的としたファンド投資を始める傾向も見られる。一方、キャピタルコールやディストリビューション(分配金)等の独特のキャッシュフローを持ち、長期間の投資となる低流動性資産のリスク管理は、従来の有価証券に関するリスク管理とは異なる部分も多い。本講義では、PEファンドの歴史、現在の投資の傾向について概論し、PEファンドの仕組みや投資家におけるリスク管理のあり方について考察する。
セミナー詳細 1.プライベートエクイティ(PE)ファンドとは
(1)PEファンドの概要
(2)グローバル・日本のPE市場

2.PEファンド投資実践
(1)投資の意義・目的 ― 投資家別の考え方
 (a)金融機関
 (b)年金基金他
(2)PEファンド投資 ― 探索から投資・事務管理のモデルケース
 (a)投資対象ユニバースの構築
 (b)調査・投資の実施
 (c)ポートフォリオの構築方法
 (d)投資実行後の管理・モニタリング

3.PEファンド投資の要点整理
(1)調査・モニタリングの要点
 (a)調査項目の概要:投資戦略、投資プロセス、運用会社組織等
 (b)投資後モニタリング項目
(2)投資契約時の要点
  ~契約書実務について ― 根拠法の確認、会計基準、ターム等
(3)リスク管理の要点
 (a)ファンドのレポート、開示資料の読み方
 (b)パフォーマンス計測方法 ― 複数ファンド比較、上場市場との比較等

4.投資家の検討するPEファンド投資の諸形態 ― ストラクチャとメリット/デメリット
(1)ファンド・オブ・ファンズ形式
(2)特金一任形式
(3)直接投資

5.投資家種別毎のPEファンド投資の状況
(1)銀行
(2)年金基金
(3)保険会社
(4)海外の状況

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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