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【金融機関の外部委託先管理の再構築】シナリオベースの管理とモニタリング、RPAが外部委託業務に与える影響

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-02-21(水) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、大手クレジットカード会社、大手地方銀行等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施 主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号)「銀行員の内部犯罪を防ぐ」(金融ジャーナル、13年12月号)「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(Financial Regulation 14冬号)

概要 金融機関における外部委託は引き続き拡大傾向にあります。一方、企業へのサイバー攻撃や外部委託先での情報漏洩事故が相次いで報道され、現行の委託先管理の形骸化や実効性に不安を持つ声も多く聞かれます。委託先における内部不正への対策なども引き続き課題として認識されています。
本セミナーでは改めて外部委託リスクを整理します。前半では現状の課題と委託先の管理態勢を把握する点検項目の改善や多くの担当者が感じている形骸化への不安やリスク管理手法を検討します。後半では委託業務プロセスのデザインに着目したプロセスベースへの点検項目の構成を見直す手順や、近年注目されているRPA(Robotic Process Automation)と外部委託業務との関係についてご紹介します。
セミナー詳細 1.外部委託先管理を取り巻く環境
(1)外部委託の利用状況
(2)外部委託先管理の最近の指摘事例
(3)外部委託におけるリスクの整理
(4)外部委託先管理の抱える課題

2.外部委託におけるリスクの可視化~形骸化への対応~
(1)課題解決の方向性
(2)管理「態勢」の評価事例
(3)業務品質と内部管理のバランス
(4)モニタリングによる情報収集

3.これからの委託先管理[1]ルールベースからプロセスベースへの管理手法の見直し
(1)委託業務と業務リスクの関係
(2)固有リスクから導くリスクシナリオの作成
(3)自己評価からの残余リスクの把握と点検
(4)残余リスクの管理とフォローアップ

4.これからの委託先管理[2]リスク情報の可視化とRPAの可能性
(1)外部委託リスクの可視化と委託先情報の一元管理
(2)可視化したリスク情報による
(3)外部委託とRPAの共通点
(4)外部委託業務のRPA化による効果とリスクの整理

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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