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海外QRコード決済普及の事例解説と注意点、日本市場における展望

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2018-03-05(月) 13:30~16:30
講師
株式会社野村総合研究所 金融IT イノベーション事業本部 上級コンサルタント 宮居 雅宣 氏
株式会社野村総合研究所
金融IT イノベーション事業本部
上級コンサルタント
宮居 雅宣 氏

1990年JCB入社 新サービス企画や業務設計、セキュリティ対策や回収等の実務経験を基に99年にはFeliCaを大量発行しNFC対応方針を策定 2000年に業界代表幹事としてETCカードを実現するなど業界のIC化を牽引 05年NRI入社 電子マネーの立上げや新決済サービス実現支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 「カード決済&セキュリティの強化書」「キャッシュレス革命2020」「月刊消費者信用」「電子決済ビジネス」「2015年の決済サービス」など執筆、講演多数

概要 中国で爆発的に普及したQRコード決済は、日本でも取扱いが開始されている。月刊消費者信用で仕組みや普及背景を詳しく解説し、中国政府の通達を予測し的中させた講師の元にも問い合わせや相談が多数寄せられる。世界に先駆けて非接触ICモバイル決済が普及した日本でQR コード決済は普及するのか、技術的にはどうなのか、多くの方々からよく似た質問を受ける。
FinTechで新規参入が相次ぐ決済サービスには、金融システミックリスクや不正・未収リスク、情報保護や消費者保護、些細なようで意外に大きな影響を及ぼす業務負荷、請求者責任や加盟店管理責任、行政確認しても後に業界に激震を及ぼす司法判断や事業性など、性善説では見えない注意点が数多く潜む。本稿では、講師本人がカード業界をリードした新サービス開発やセキュリティ対応等の実務経験と最新入手情報に基づき、QRコード決済事例を表面的ではなく背景や環境の違いをふまえて深く理解した上で、何を参考とし、何に注意すべきかを解説し、将来を展望する。
セミナー詳細 1.中国の決済サービスの仕組みと特徴
(1)理解すべき中国決済サービスの歴史と銀聯
(2)アリペイ、テンペイにみる「第三者決済機構」の生い立ちと位置づけ
(3)爆買いの発生と終焉の背景
(4)”Alipay Wallet” ”We Chat Payment”が爆発的に利用される理由
(5)中国決済サービスにおける生体認証活用と中国国外進出
(6)中国QR コード決済の注意点と『網聯平台』通達の影響

2.インドのモバイル決済サービス事情
(1)高額紙幣廃止の目的と影響
(2)”Paytm” ”MobiKwick”などQR コード決済の動向の普及、後払いの開始など
(3)Googleがインドで展開するモバイル決済サービス“Google Tez”のAQR決済とインドでのApple Pay
(4)インドのQR コード決済統一規格“BharatQR”とEMV QR コード決済仕様

3.米国のQRコード決済動向と国際標準化動向
(1)JPモルガン・チェース銀行のバーコード決済サービス“Chase Pay”の概略とバーコード採用経緯
(2)Apple Payを猛追するWalmartのバーコード決済“Walmart Pay”の特徴
(3)米国で最も成功した事例と報道されるスターバックスのバーコード決済
(4)AmazonのQR コード決済 ”Amazon Cash”と支払作業不要の”Amazon Go”
(5)国際ブランドのQR コード決済対応(ビザ“mVisa”、マスターカード“Master Pass”、銀聯“Quick Pass”)

4.日本におけるQRコード決済の展望
(1)国内事業者のQR コード決済(LINE Pay,Origami Pay,楽天Pay,ドコモQR決済)
(2)Alipay, WeChatPay, Walmart Payなど海外事例から学ぶQR コード決済の要点
(3)日本で開始するという海外QR コード決済の展望
(4)日本におけるQR コード決済の課題と展望

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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