ヘルスケア・ビッグデータ活用のビジネスへのインパクト |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-01-31(水) 10:00~12:00 |
講師 |
厚生労働省 データヘルス改革推進本部 参与 社会保険診療報酬支払基金 理事長特任補佐 吉井 弘和 氏 2004年に東京大学理学部数学科を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社 1年間のドイツオフィスへの転勤を含めて5年間の勤務の後に休職して、米国と英国に留学し、11年、コロンビア大学国際・公共政策学院(SIPA)およびロンドン大学政治経済学院(LSE)より公共経営学修士を取得 11年から1年間、日本人初となる英国与党保守党本部を含めて、ロンドン市長選挙の選挙対策本部、英国下院議員の議員秘書など、英国政治の現場で多岐にわたる活動に従事 12年にマッキンゼーに復職後、本格的にヘルスケア・セクターに注力して、医薬品・医療機器メーカーなどの民間企業、地方自治体の医療政策当局、病院チェーンなどのコンサルティング活動に従事 17年3月にマッキンゼーを退職して現職に至る |
概要 | 2017年7月4日に厚生労働省・社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険中央会が三者連名で「国民の健康確保のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画」を発表した。ビッグデータの活用は企業経営における戦略的重要性が格段と高まっており、その成否は企業経営全体を左右しうる。一方で、日本のヘルスケア・セクターにおいては、医療費・介護費の請求データや特定健診データを始めとして、ヘルスケアに関わるビッグデータが集積しつつあるものの、それを有機的に連結して活用する上では課題が多いとされてきた。本セミナーでは、ヘルスケア・セクターやそれを支える金融セクターの皆様の参考となるよう、海外における先進事例をご紹介した上で、国内におけるポテンシャルの広がりと現状の取組みの方向性、ならびに今後の課題を解説する。その上で、こうした内容が持つ、ビジネスに対する意味合いを検討する。 |
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セミナー詳細 |
1.世界におけるヘルスケア・ビッグデータ活用の最前線 (1)ヘルスケア・ビッグデータ活用のモデル (a)個人のリスク予測 (b)医療の質とコストの評価 (c)診療行為の分析 (2)ヘルスケア・ビッグデータ活用の個別事例 (a)ドイツの事例 (b)スウェーデンの事例 (c)アメリカの事例 (3)世界の最前線と日本の現状の比較 2.日本の文脈におけるヘルスケア・ビッグデータ活用の展望 (1)ヘルスケア・ビッグデータ活用のポテンシャルの広がり (a)市民・患者の視点 (b)アカデミアの視点 (c)医療提供者の視点 (d)介護提供者の視点 (e)医療保険者の視点 (f)自治体の視点 (g)製薬企業の視点 (h)ヘルスケアベンチャー企業の視点 (i)中央政府の視点 (2)ヘルスケア・ビッグデータ活用における公的セクターの役割 (a)実現するべき価値 (b)原則となる考え方 (c)具体的な活用方法に当てはめた公的セクターの役割 3.国民の健康のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画・工程表 (1)社会保険診療報酬支払基金の概要 (2)データヘルス改革の全体像 (3)保健医療ビッグデータプラットフォーム (4)個人の健康管理に資する情報の一元的な管理 (5)保険者のデータヘルス支援 (6)実現に向けた工程表 4.今後の検討課題と産業界への意味合い (1)新たなデータプラットフォームで解決するべき既存データの課題 (2)新たなデータプラットフォームを構築する上での課題 (3)産業界への意味合い 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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