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海外プロジェクトファイナンスの実務≪重要テーマ編≫

~重要テーマを深く掘り下げる~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-11-02(木) 13:30~16:30
講師 プロジェクトファイナンス研究所
代表
井上 義明 氏

1984年富士銀行(現みずほ銀行)入行 プロジェクトファイナンス部、ニューヨーク支店融資課長、ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課長、プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役を経て、2005年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向) 06年よりオーストラリア・ニュージーランド銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部本部長 17 年より現職 現職ではプロジェクトファイナンスにつき執筆、講演、研修、コンサルティング等に従事 英検1級(優良賞) 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了 講師歴多数 著書:『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP社2011年)、『LNG向けプロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会2015年) 論文:「なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのか」(Infrato2017/4)、「輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス」(infrato2017/7)

概要 日本の金融機関は国内の融資需要低迷とマイナス金利の影響で甚だしく運用難にある。運用伸長さらなる成長のためには海外に目を向けざるを得ない。海外融資を深く理解するには事業融資の雄であるプロジェクトファイナンスを習得するのが近道。海外プロジェクトファイナンスの中には海外融資の要点すべてが網羅されている。また、日本の事業会社にとっては海外進出・海外事業投資が成長の鍵を握っている。その際の資金調達手段としてプロジェクトファイナンスを知悉し活用していきたい。つまり、いま日本では、資金供給者および利用者の両面で海外プロジェクトファイナンスへの関心が高い。さて、こういう昨今の状況を踏まえ、本講義では海外プロジェクトファイナンスにおける実務的な重要テーマを多く採り上げ、それぞれについて問題の所在、問題へのアプローチ方法、過去の実例、教訓、留意点、現時点での状況等を実務経験豊かな講師が分かり易くかつ惜しみなく解説する。定式化の試み、通底するロジックの解明や発展課題にも触れるほか実例・具体例を多く採り上げるので極めて実践的である。
なお、本講義は今年4月同講師による「海外プロジェクトファイナンスの実務」≪重要テーマ編≫の第2弾である。講師は各国において資源開発、発電、インフラ等の広範な案件を25年以上に亘って手掛けてきた。
セミナー詳細 1.プロジェクトファイナンスの組成プロセス
~ストラクチャリング段階とインプリメンテーション段階、組成の要点、組成時間

2.輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
~輸出金融、欧米ECAと日本のECA、投資金融、海外事業資金貸付保険、ECA参加の実例

3.実例に基づくカントリーリスクとプロジェクトファイナンス
~戦争・革命事例、国営企業による契約不履行事例、収用事例、為替事例、規制変更

4.組成しやすい事業、組成しにくい事業
~プロジェクトファイナンスの組成しやすい事業、しにくい事業とは?

5.日本企業による中東IWPP案件
~過去10年の日本企業関連の中東IWPP案件を検証

6.FPSO& FLNG案件
~FPSO実例を検証、世界初のFLNG向けプロジェクトファイナンス

7.リザーブ・ベース・ファイナンス
~石油・ガス上流部門で利用されている特殊なファイナンスとは?

8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ 事情により一部採り上げテーマを変更する場合があります。予めご了承ください 

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