決済高度化・FinTechの最新動向と決済インフラ改革の将来像 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-07-14(金) 9:30~12:30 |
講師 |
帝京大学経済学部教授 慶應義塾大学経済学部非常勤講師 経済学博士 宿輪 純一 氏 いわずとしれた「決済の第一人者」 麻布高校・慶應義塾大学経済学部卒業後、1987年富士銀行入行 98年三和銀行に転職 2002年合併でUFJ銀行・UFJホールディングス等勤務、06年合併で三菱東京UFJ銀行 企画部経済調査室、決済事業部等勤務、15年退職、帝京大学に奉職 兼務で03年から東京大学大学院、早稲田大学等で教鞭 財務省・金融庁・経済産業省・外務省・全国銀行協会等の金融・決済関係委員会にも参加 三菱東京UFJ銀行(決済業務部)を15年3月に退職し、大学に奉職 代表的な著書に、これ一冊で内外ほぼすべての決済に対応できる“決済のバイブル”「決済インフラ入門」を始め、「決済システムのすべて(第3版)」(共著)、「証券決済システムのすべて(第2版)」(共著)、「金融が支える日本経済」(共著)以上、東洋経済新報社、「通貨経済学入門(第2版)」「アジア金融システムの経済学」以上、日本経済新聞社 ダイヤモンド・オンラインに「宿輪ゼミLIVE」を、ハフィントンポストに「シネマ経済学」を連載中文化放送「The NewsMasters TOKYO」火曜日午前7時~7時40分にレギュラー出演中 ボランティア公開講義「宿輪ゼミ」代表 |
概要 |
新決済インフラとしてのFinTech(フィンテック)・仮想通貨も発展し、法的にも定義付けされ、7月に消費税が非課税になる。さらに、様々な「決済インフラ」は日々改革されている。資金でも、証券でも、大規模な決済システムを含めた「決済インフラ」をはじめ、決済慣行の改革も進行中である。 決済システム改革では、日本では新日銀ネットが稼働し、今後の予定では、24時間365日決済の決済小口決済システムや新しい全銀システムも導入され、証券決済期間が短縮化されるなど高度化が進行している。そもそも即時振込の全銀システムを始め、世界最高水準のレベルとなる。 一方、金融庁は決済を巡る新しい法律「改正資金決済法」「改正銀行法」を施行し、金融機関の方針転換も行い、決済インフラ対応を含め金融機関の経営上の課題にもなってきた。 ここでは、まず、Fintechや仮想通貨の発展や考え方ついて、そして金融庁の方針転換も説明する。その後、変わらない「決済の基本」を確認し、官民を挙げて推進している「決済高度化」、現在の「決済インフラ」とその改革の方向性を説明する。さらに、決済インフラのアジアへのリンク、金融機関のリスク管理の在り方も含め今後の決済インフラ改革の将来も検討する。 |
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セミナー詳細 |
<新決済分野> 1.FinTech(フィンテック) (1)金融業務サービス (2)付加価値サービス (3)仮想通貨 2.金融庁の2つの方針転換 (1)地銀改革 (2)資産運用改革 <基本決済分野と改革>~『決済インフラ入門』を活用する 1.金融商品と決済インフラ (1)決済システム (2)中央銀行 2.現金系決済 (1)現金 (2)電子マネー (3)企業通貨 (4)仮想通貨 (5)外国通貨 3.口座振替 (1)口座振替 (2)ペイジ― (3)デビットカード (4)クレジットカード (5)SNS決済 4.銀行間決済(決済システム) (1)日銀ネット (2)全銀ネット (3)外為円決済システム (4)手形交換制度 (5)電子債権記録機関 5.外国海外決済(決済システム) (1)米国 (2)欧州 (3)CLS銀行 (4)SWIFT (5)中国 (6)香港 6.証券決済(決済システム) (1)日本 (2)米国 (3)欧州 7.今後の決済インフラ改革の流れ (1)モアタイムシステム (2)EDIシステム (3)証券決済期間の短縮化 (4)決済高度化計画 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
補足事項 | ※ サブテキストとして、参加者全員に書籍『 決済インフラ入門 』を進呈します。 |
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