医療ビッグデータを活用した医薬品の価値最大化とヘルスケアマネジメント |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-05-22(月) 13:30~16:30 |
講師 |
東京大学大学院医薬系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室 特任准教授 清水 央子 氏 マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社 クライアント企業の製品市場戦略、組織戦略やグローバル化戦略策定に携わる その後渡米、大手会計士事務所Ernst & Young日本企業担当部門にて主に日本企業の北米投資を支援 その後ツーリズム関連の会社を起業 1998年帰国後は米系ITコンサルティングの日本法人立ち上げと企業活動の統合システムERPの構築に従事した後、エドワーズライフサイエンス株式会社、アイ・エム・エス・ジャパン株式会社でマーケティングの責任者を歴任し、2007年グラクソ・スミスクライン株式会社に入社 当時黎明期だった各種民間医療データベースを活用した治療や薬剤使用 実態の分析、疫学研究および医薬品市場の分析チームをリードし、同社におけるデータを戦略的に活用した医薬品の開発、販売活動を推進 その間、13年に東京医科歯科大学にて医療情報データベースの比較研究にて博士(医学)号を取得 15年5月より東京大学大学院薬学系研究科にて医療ビッグデータの利活用についての研究に携わる |
概要 |
「ビッグデータ」、「データサイエンス」、「統計学」などの言葉が一般に話題に上るようになって久しいが、医療の世界も例外ではなく、日本では国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。その一方、カルテなど診療記録は、数十施設単位で集積されたデータベースが散在している状況である。 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度やカバレッジは限定的である。 したがって各種のリサーチクエスチョンに対して明快な回答を得るためには、これらを組み合わせてモデル化し解析するデータサイエンスの技術が鍵となる。 本講座では、医療ビッグデータの現状と課題を体系的に明らかにするとともに、解析手法について学ぶ。 |
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セミナー詳細 |
1.日本の医療ビッグデータとリアルワールドデータ(RWD) (1)医療におけるビッグデータ、RWD(リアルワールドデータ)とは (2)日本の医療ビッグデータの集積状況と課題 (3)医薬品に関するリアルワールドデータRWD (a) 製薬会社などが活用している民間医療データベース (b) 医療情報データベースで確認できる項目と特徴 2.医療リアルワールドデータRWDを使った解析 (1)解析に必要な要素技術と注意事項 (2)リアルワールドデータRWDに基づく医薬品の開発とマーケティング (a) 医薬品市場のモデル化 (b) 医療リアルワールドデータRWDを使った解析事例 (3)医薬品のアウトカムの評価 3.医療リアルワールドデータRWDの限界と課題 4.医療はリアルワールドデータRWDからビッグデータの時代へ (1)医療ビッグデータの進化 (2)今後期待される医療ビッグデータと課題 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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お問い合わせ先 |
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