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地域金融機関の競争力強化に向けた「新しいリスクアペタイト・フレームワーク」の活用

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-05-29(月) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ
シニアマネジャー
岡崎 貫治 氏

大手金融機関、信用リスク・データベース機関を経て、2010年8月に有限責任監査法人トーマツに入社 現在は、金融インダストリーグループにおいて、リスク管理高度化、ストレステスト実施支援、国内・国外の金融規制等に関するアドバイザリー業務に従事 13年4月から16年3月までは、金融庁において、内部格付手法等の審査・承認、バーゼルIII(流動性規制、等)の国内実施を担当 また、バーゼル規制に関するバーゼル委・部会メンバーを務めた 16年4月より現職

概要 金融庁は、「平成27事務年度 金融レポート(2016年9月)」を公表し、地銀の顧客向けサービス業務の利益率は、2025年3月期には6割の地域銀行がマイナスになる見通しを示しており、現行の量的拡大を前提としたビジネスモデルの限界を指摘しています。加えて、「平成28事務年度 金融行政方針(2016年10月)」では、今後、金融機関が目指すべき方向性として、顧客本位の経営・金融仲介機能の発揮に基づいた競争力強化を図り、持続可能性のあるビジネスモデルの構築を示しています。もっとも、これらを実現するためには、既存の経営管理・ガバナンス体制を抜本的に見直すことも必要となり、容易ではないことが想像されるところです。そこで、本セミナーでは、これら課題に取り組むためのツールとして、地域金融機関に適した新しいリスクアペタイト・フレームワークを再定義し、その活用について、解説を行います。
セミナー詳細 1.金融行政転換の真意を探る
(1)平成28事務年度の金融行政方針では何が変わったのか(顧客本位の経営)
(2)金融仲介機能のベンチマークが意図するところ
(3)開示の充実化による経営の「見える化」と「競争環境の実現」

2.新しいリスクアペタイト・フレームワーク(RAF)を再定義
(1)これまで取り組まれてきた既存RAFの整理
(2)地域金融機関に適した新しいRAFの再定義
(3)リスクアペタイト指標として「金融仲介機能のベンチマーク」を活用する

3.新しいRAFを活用した競争力強化のための経営管理体制の改革
(1)職員の意見も踏まえてX年後の目指すべき姿を考える
(2)目指すべき姿と現状のギャップ分析並びに課題解決に向けたロードマップ策定
(3)主要ステークホルダーの期待の確認
(4)業務に即したリスクアペタイト指標の設定
(5)リスクアペタイト指標のリスク水準の設定(ストレステストを用いた妥当性評価を含む)
(6)効率化の観点で従来のリスク管理手法とRAFとの融合を考える

4.ガバナンス体制の構築
(1)PDCAサイクルを軸にしたモニタリング及び期中管理体制の整備
(2)顧客から選ばれるための開示を考える(顧客本位の開示)

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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