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金融機関におけるオペレーショナルリスクとこれを取り巻く最新の規制と内部管理

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-04-06(木) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ
シニアスタッフ
加瀬 鶴佳 氏

早稲田大学法学部卒 都市銀行にて、法人営業(与信管理、リスク性商品販売等)を担当後、2007年に有限責任監査法人トーマツ入社 銀行、保険、証券等の金融機関等に対して、市場リスク管理態勢を始めとした各種リスク管理態勢に係る内部監査実施支援および外部評価・高度化支援業務を実施している

概要 オペレーショナルリスク管理は、あらゆる業務展開や業務運営の中で、今や不可欠の要素となっている。金融機関においては、金融検査マニュアルをはじめ、監督指針でもオペレーショナルリスクが明確に定義され、これを認識、評価し、適切なモニタリング、コントロールを図ることが求められている。また、オペレーショナルリスク相当額の計測においては、バーゼル銀行監督委員会によってその手法の見直しが行われている(標準的手法の見直し)。
オペレーショナルリスクは、3つの防衛線によるリスク管理体制やコンダクトリスク管理、リスク・アペタイト・フレームワーク(RAF)の構築ならびに実効的なリスク関連データの収集と報告(RDA:Risk Data Aggregation)といった、新たな要請とも関連が深く、オペレーショナルリスク管理担当者にはこうした知識も求められる。本セミナーでは、オペレーショナルリスク管理のフレームワークや規制の動向に加え、3つの防衛線、コンダクトリスク、RAF、RDAなどの最新の情報についても紹介する。
セミナー詳細 1.オペレーショナルリスク管理の概要
(1)オペレーショナルリスクの重要性
(2)オペレーショナルリスク管理のフレームワークとツール

2.BIS規制でのオペレーショナルリスク管理
(1)バーゼルIIにおけるオペレーショナルリスクの計測手法
(2)オペレーショナルリスクに係る標準的手法の見直し

3.オペレーショナルリスク管理高度化への取り組み
(1)トップダウンのリスク・コントロール・セルフ・アセスメント(RCSA)
(2)トップリスクの抽出とモニタリング

4.オペレーショナルリスク管理を取り巻く内部管理体制
(1)3つの防衛線によるリスク管理体制構築の要請と背景
(2)オペレーショナルリスク管理における各線の役割
(3)リスク・アペタイト・フレームワーク(RAF)の定義(事例をもとに)
(4)リスク・アペタイト・フレームワーク(RAF)と
   主要リスク指標(KRI:Key Risk Indicator)
(5)実効的なリスク関連データの収集と報告(RDA:Risk Data Aggregation)における
   オペレーショナルリスクの位置づけ

5.オペレーショナルリスク管理領域の拡大
(1)コンプライアンスリスクとの住み分け
(2)コンダクトリスクの定義と管理フレームワーク
(3)コンダクトリスク管理導入における論点

6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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