金融機関における高齢者取引対応 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-02-07(火) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 尾川 宏豪 氏 上級研究員 一般社団法人全国地域生活支援機構 金原 和也 氏 常務理事
【尾川 宏豪 氏】 |
概要 |
長寿社会の進展は、多くの要介護者や認知症高齢者の増加をもたらしています。2025年には、認知症高齢者数が700万人となる時代、高齢者を取り巻く問題は社会問題化する一方で、家族や社会の支援力は低下しています。多くの地域金融機関では、人口減少とともに相続預金の流出が始まっており、支店の窓口では、認知症高齢者や家族等との間の業務の支障・トラブルが深刻さを増しています。 前半では、主に成年後見制度の概要・利用状況・課題について説明するとともに、地域金融機関が取組む成年後見事業をご紹介し、地域金融機関の地域社会への貢献のあり方を考えます。後半では、認知症の症状や特性について理解を深めていただくとともに、(認知症)高齢者本人や後見人との取引実務上の留意点を解説した上で、具体的な事例に則した顧客対応のあり方を学んでいただきます。 |
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セミナー詳細 |
1.超高齢社会と金融機関を取り巻く環境 (1)超高齢社会の現状 (2)金融機関を取り巻く現状 2.高齢者に関する制度・仕組み (1)自己決定に係る制度・仕組みの全体像 (2)成年後見制度の概要と利用の意義・メリット (3)成年後見制度の利用概況と課題 3.取組みの方向性と成年後見事業 (1)金融機関の取組みの方向性 (2)成年後見事業 4.認知症の特性を踏まえた本人への関わり方 (1)認知症の定義と症状 (2)認知症の特性を踏まえた関わり方 5.本人や後見人との取引実務上の留意点 (1)後見実務における金融機関に対する現状の評価 (2)金融実務における成年後見制度の必要性 (3)実務取引における具体的な論点 (4)個人情報保護法との関係 (5)日常生活自立支援事業の活用 6.高齢者等への対応事例研究 (1)名義人が認知症定期預金解約のための来店 (2)後見人を名乗る人が来店した (3)本人や家族に成年後見制度の利用を勧めたい 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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お問い合わせ先 |
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