ソフトバンク・グループの金融事業参入戦略~本格化する新金融ビジネスモデル展開~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-12-14(水) 9:30~12:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
概要 | ソフトバンク・グループはネット・通信関連事業を多数抱えている。検索エンジン・スマートフォンを集客の入り口として巨大な事業生態圏の形成を目指している。必然的に、EC事業のテコ入れと並行して、2012年にヤフー内にセントラルサービスカンパニーを新設し、金融事業を多面的に展開する動向を示していた。その後、グループの展開はSBIグループのネット総合金融会社とは異なるアプローチで展開し、目指す未来像は異なる。さらに、異業種最強タッグによる本業の選択と集中は、楽天・KDDIの金融事業とも競合していく。ソフトバンク・グループの未来像を実現していくため既出資のネット銀行やFX 事業の拡大とソフィで先行した融資事業などから、今後の戦略展開を予測する。展開金融事業の競争力と他の金融業態への後発参入戦略の分析を通じて各金融業態への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。 |
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セミナー詳細 |
1.No.1検索エンジンとスマートフォンによる2プラットフォーム戦略 (1)社長交代と爆速経営への転換 (2)競争優位な検索エンジン (3)総花事業の選択・集中とEC(電子商店街)事業活性化 (4)競争激化のスマートフォンでの切り札 (5)加速するM&A 2.異なるビジネスモデルで攻めるSBIグループ (1)バリューチェーンとの関係 (2)ネット技術の進歩と取り込む金融業務 (3)ネット&リアルの使い分け (4)総合金融戦略 (5)先行するSBIグループとソフトバンク・グループの相違 3.競合する楽天グループ (1)共通する日常消費とライフイベント (2)膨大な会員数と多頻度のアクセス (3)拡大する事業群と金融事業の収益化 (4)楽天グループが目指すマネーサービス事業 (5)楽天グループとソフトバンク・グループの相違 4.拡大するKDDIグループの金融事業 (1)新戦略の展開 (2)ネット銀行 (3)損害保険 (4)ネット生命 (5)クレジットカード (6)ポイントカード (7)au経済圏の今後の拡大 (8)KDDIグループとソフトバンク・グループの相違 5.ソフトバンク・グループにおける今後の戦略オプション (1)想定される戦略オプション (2)銀行関連事業 (3)証券事業 (4)保険事業 (5)残る推進体制問題 6.銀行関連事業の競争力と今後の予測 (1)銀行関連事業のセグメントとライバル (2)銀行の競争力と今後の予測 (3)既存銀行への影響 (4)クレジットカードの競争力 (5)クレジットカード会社への影響 (6)ポイントカードの競争力 (7)ポイントカード会社への影響 7.証券事業の競争力と今後の予測 (1)FXの競争力と今後の予測 (2)既存FX業者への影響 (3)証券事業のセグメントとライバル (4)今後の参入業務の予測 (5)既存証券会社への影響 8.保険事業への参入確率予測 (1)現在の取組状況 (2)生命保険のセグメントとライバル (3)生命保険の参入予測 (4)既存生命保険会社への影響 (5)損害保険のセグメントとライバル (6)損害保険の参入予測 (7) 既存損害保険会社への影響 9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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