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国内外の保険規制の動向と保険会社の経済価値ベース経営への影響

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-12-07(水) 9:30~12:30
講師 PwCあらた有限責任監査法人
シニアマネージャー
(元 金融庁監督局保険課)
植松 徹 氏

東京大学経済学部卒、公認会計士 中央青山監査法人を経て、あらた監査法人に入所 大手損害保険会社を中心に、保険会社に対する会計監査業務およびアドバイザリー業務に従事 2013年7月より金融庁監督局保険課に退職出向し、現行ソルベンシー規制の改訂、経済価値ソルベンシー規制の検討、IAISの活動その他の国際規制業務、IFRS保険契約の検討、ERM/ORSAの整備・評価等に従事 16年7月よりPwCあらた有限責任監査法人に復帰し、第2金融部(保険・共済)所属

概要 銀行との比較で金融危機の影響が小さかった保険業界でもIAISによる国際規制の開発が進んでいます。また、欧州ソルベンシーIIも漸く2016年に導入され、欧州はこれまでと全く異なる枠組みでの保険監督が進められようとしています。我が国でも経済価値ベースのソルベンシー規制に関する検討が進捗し、国際資本規制(ICS)との関係が保険関係者の関心の的になっています。また、長引く低金利環境や国内市場の縮小への対応や地理的な分散を求めて海外進出を行う本邦保険会社も顕著に増えてきており、各社ともグループベースの管理体制構築が急務となるとともに、資産運用の高度化による収益確保の必要性が増大しています。加えて、本年6月に英国の国民投票においてEU離脱が過半数を獲得し、本邦保険会社の欧州事業への影響が懸念されています。以上のような状況を踏まえ、本セミナーでは経済価値ベース規制の検討状況等の本邦保険行政及び国際保険規制の動向を述べるとともに、保険会社の経済価値ベース指標を活用した経営の各種課題について解説します。
セミナー詳細 1.経済価値ベースの資本規制の動向
(1)現行ソルベンシーマージン規制の概観
(2)国内における経済価値ベースのソルベンシー規制の検討状況
(3)金融行政方針における記載

2.資本規制に関する国際的な検討状況
(1)諸外国の動向
(2)Brexitの影響
(3)IAISによる国際保険規制の全体像
(4)国際資本規制(ICS)第2次市中協議の提案内容

3.経済価値ベース指標の活用へのチャレンジ
(1)金利低下環境における経済価値ベース指標
(2)欧州における開示例
(3)内部モデル承認の要求事項(欧州の例)
(4)ERMにおける取組

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 

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