国際LNG市場動向と今後のLNGビジネス展開 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-11-22(火) 13:30~16:30 |
講師 |
大阪ガス株式会社
資源海外事業部 エグゼクティブ・リサーチャー 宮本 彰 氏 1979年京都大学資源工学科卒業、大阪ガス株式会社入社 企画部、原料部等で、国内外の石油、天然ガス、LNG等のエネルギー市場の調査、分析業務に従事し、現在、資源海外事業部エグゼクティブ・リサーチャー 88-93年財団法人日本エネルギー経済研究所、95-98年英国王立国際問題研究所出向 2000-06年龍谷大学非常勤講師など 主な共著出版物として“Natural Gas in Asia First Edition(OIES 02)”, “同 Second Edition(同09)”, “シェール革命再検証(エネルギーフォーラム社 15)”など |
概要 | 世界のLNG需要は、中国、インドに続き、東南アジア、中東、南米など新興国を中心に着実に増加することが見込まれる。一方、供給側では2020年頃までに豪州や米国などで大型液化プロジェクトが相次いで操業を開始するため、当面、需給は大幅に緩和する可能性が高い。また、2000年代後半より大西洋市場での取引拡大とともに国際LNG市場では流動性が急速に高まり、LNGビジネスも多様化、大きな変貌を遂げてきた。特に今後、米国からの輸出量拡大とともにLNGプライシングもさらに多様化することが考えられる。こうした状況の中で、日本は依然、世界最大のLNG輸入国であり、国際市場での大きな構造的変化が日本のエネルギービジネスに与える影響は多大であると予想される。さらに日本では電力、ガス市場の本格的な市場自由化が進行中であり、ビジネスそのものも大きく変貌を遂げようとしている。本セミナーでは、国内外の市場動向を概観した後に、今後、日本のエネルギー事業者並びに消費者が着目すべきポイントを解説する。 |
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セミナー詳細 |
1.国際LNG需給の長期見通し (1)当面、緩和が予想される国際LNG需給 ~予想される供給過剰とその行方~ (2)緩和トレンド反転の可能性を探る ~需給は均衡する方向へ進むのか?不透明因子~ 2.LNG需要動向と見通し (1)日本 ~原子力再稼働、石炭火力新設とLNG需要~ (2)中国 インド ~停滞するLNG輸入、潜在需要が顕在化するための要件~ (3)欧州 ~供給過剰解消のために欧州市場が果たす役割~ (4)その他(東南アジア、中東、南米など) ~新興国/地域でLNG需要はどの程度増加するのか?~ 3.LNG供給動向と見通し (1)米国 ~米国LNGをどう見るか?~ (2)その他 主な新規液化プロジェクトの動向 4.国際LNG市場構造の変化とLNGビジネスの新展開 (1)国際LNG市場の構造的変化とその背景 ~高まる市場流動性、増加するプレーヤー、多様化するLNGビジネス~ (2)国際LNG価格動向と見通し (a)天然ガス/LNGのプライシングの多様 (b)低水準のLNG価格はいつまで続くのか? (c)今後の地域間価格差(米、欧、アジア間)の見方 (3)LNGビジネスのトレンドと今後の展開 (a) LNGトレーディングビジネスの拡大/LNGハブ構想と実現可能性 (b)新たな変化の芽(M&Aなど) 5.日本市場をみるポイント (a)電力・ガス市場自由化の影響をどうみるか? (b)日本のLNG価格をみるポイント 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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