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金融機関における市場系業務・システムの高度化に向けた対応

~迫られる金融規制対応、経済動向を踏まえて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-11-17(木) 13:30~16:30
講師
アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラビジネスユニット
島 友美 氏 ディレクター
岡 朝文 氏 シニアマネージャー

【島 友美 氏】
富士総合研究所(現みずほ情報総研)にてメガバンク国内・海外拠点の市場系業務システムの構築・保守、ユーザ業務支援に従事 2004年アビームコンサルティング株式会社入社 アビームコンサルティングでは、主に銀行、政府系金融機関、官公庁を対象とした各種システムの構想策定、業務改革、パッケージ評価・選定、業務プロセス整備、PMO等を担当 16年9月「市場系パッケージ選定のための知識と実務」(株式会社きんざい)より出版

【岡 朝文 氏】
富士銀行(現みずほ銀行)にて国内・海外拠点の市場系業務システムの構築・保守、ユーザ業務支援に従事 2001年アビームコンサルティング株式会社入社 アビームコンサルティングでは、主に銀行、ノンバンクを対象とした各種リスク管理システム、経営管理システムに関する構築、業務プロセス整備、PMO等を担当

概要 金融危機を経て、自己資本比率の強化を目的としたバーゼルIIIを始めとした各種規制は、各金融機関に対し、資本コストの増加、リスク管理の複雑化といった課題を与え、またアベノミクスによる成長戦略や日銀による金融緩和政策は一部効果がでているものの、特にマイナス金利は金融機関の成長を大きく鈍化させています。これら環境変化による将来的な影響をビジネス面、システム面双方より予測すると共に、「市場系業務・システムはどのようにこれら変化対応していくべきか」について本セミナーでは幅広く解説していきます。
セミナー詳細 1.市場系業務・システムに関わる主な規制の概要と想定される業務・システム影響
(1)自己資本比率の強化
(2)レバレッジ比率の導入
(3)資本フロアの見直し
(4)流動性リスク規制の導入(流動性カバレッジ比率(LCR),安定調達比率(NSFR))
(5)トレーディング勘定の抜本的な見直し(FRTB)
(6)カウンターパーティ信用リスク
(7)銀行勘定の金利リスク(IRRBB)
(8)店頭デリバティブ規制

2.市場系業務・システムに関わる主な経済環境変化
(1)マイナス金利
(2)金融緩和政策
(3)GPIF運用方針見直し
(4)コーポレートガバナンスコードとスチュワードシップコード対応

3.市場系業務・システムを取り巻く環境変化予測
(1)プレーヤーの変化
マーケットメイク・クリアリング業務からの撤退と新たに台頭するプレーヤー
(2)選ばれる顧客とAI、BIに任される顧客
(3)商品の変化 シンプル or 複雑化
(4)取引形態の変化 相対からCCPへ、そしてCCPの競争激化
(5)取引基盤の変化 電子取引基盤拡大から生まれる効果
(6)フロント、ミドル、バック業務の質、負荷の変化
(7)資本コストに対する変化(XVAsの追求)

4.差し迫る規制対応に備える市場系システムソリューションと論点
(1)FRTB対応
(2)IRRBB対応

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。 
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