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金融機関が押さえておくべき『グローバル不動産経済』

~世界市場を視野とする複眼的思考のための基礎知識、トピックの解説を交えて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-09-08(木) 9:30~12:30
講師 ジャパン・トランスナショナル
代表
坪田 清 氏

1976年東京大学工学部都市工学科卒業、同年三井不動産株式会社入社 93年以降、同社S&E研究所と企画調査部において、世界の不動産ビジネスの動向調査や、日本の不動産・政治経済に対する海外の論調調査に従事 三井業際研究所において各種委員を歴任2014年5月の定年退職と同時に、ジャパン・トランスナショナルを設立し、会員制の「グローバル不動産経済研究会」を主宰する一方、講演活動と文筆による情報発信を積極的に行っている

概要 現代の経済では、日本というローカルな不動産市場にもグローバルな資金が流入してくる時代となっている。世界には数多くの「国境を自由に飛び越えて投資をする巨大なマネー」が存在し、それらが「うねり」となって活発に活動しているためだ。
海外を視野に置く方々は、もうこの「うねり」の一端を感じているであろう。のみならず、純粋にドメスティックな分野でのビジネスにいるつもりでいても、「うねりの波しぶき」に接する事はよくあるはずだ。表層的、断片的に対処するアプローチでは、より本質的な背景や世界の潮流を読み解き、理解する事はできない。
今回のセミナーでは三井不動産㈱勤務時代から通算して非常に長い間、この問題に携わり、起業後もコンサルタントとして多くの顧客を抱え、活発な活動をしている講師が、「グローバル不動産経済」の基礎知識、トピックの解説を通じて、「複眼的」な解説を行う。
セミナー詳細 1.日本人はいつから海外投資を始めたか/
海外勢はいつから日本不動産を本格的に取得するようになったか

2.アメリカの不動産市場・・アメリカは世界の不動産ビジネスにおける「基本」
(1)アメリカの商業用不動産市場/オフィス・SCモール・賃貸住宅等の開発と保有
(2)アメリカの住宅用不動産市場/「既存住宅販売」と「住宅価格指数」
(3)日本との大きな違い/中古でも安くならない・ローンデフォルト時の扱い
(4)峻別される「アセットマネジメント」と「プロパティマネジメント」

3.アジアの不動産市場・・日本人が目配りすべきなのは東アジアと大洋州まで
(1)中国/基本となるのは住宅価格指数・不透明な商業不動産市場・主な不動産会社は?
(2)アセアン/全体で見るとそこそこの市場・日本の個別会社の進出例

4.ヨーロッパの不動産市場・・深く重層、協調、分裂、対立
(1)ヨーロッパの構造/「EU」の成り立ちと「ユーロ圏」
(2)イギリスの不動産市場/ヨーロッパでは卓越した国際市場だったが・・
(3)EU離脱問題/不動産市場の当面の変化と今後の見通し

5.不動産と金融の境界領域として押さえておくべき事項・・「英語」を知らないと損をする
(1)SWF(ソブリン・ウエルス・ファンド)/「国家」そのものが自らが他国の不動産へも投資
(2)プライベート・エクィティ/主に企業M&A と不動産M&A に特化したファンド
(3)REIT(不動産投資信託)/世界における状況・共通する仕組み
(4)MBS(モーゲージ証券)/住宅MBS・商業不動産MBS・サブプライムMBS等の仕組み

6.質疑応答※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください。
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