勃興する不動産テック(Real Estate Tech)の最新動向~不動産と情報技術の融合は、日本の不動産業界を変革できるのか~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-06-24(金) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 上級研究員 谷山 智彦 氏 慶應義塾大学、同大学大学院、大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了 博士(経済学) 株式会社野村総合研究所に入社後、主に不動産・インフラ等のオルタナティブ資産に関する調査・コンサルティング業務に従事 専門は不動産ファイナンス、金融経済学など また、国土審議会土地政策分科会企画部会専門委員、内閣府「都市再生の推進に係る有識者ボード」委員等の他、早稲田大学大学院ファイナンス研究科等で非常勤講師を務める |
概要 |
近年、日本でもFinTech(フィンテック)と呼ばれる情報技術(IT)を活用した革新的な金融サービスに注目が集まっているが、このような動きは金融業界に留まらず、不動産業界にも広がりつつある。保守的で変化に乏しく、イノベーションも遅いと言われていた不動産業界は、情報技術との融合を経て、どのような姿に生まれ変わりつつあるのか。 本セミナーでは、主に米国・英国などで勃興しつつある不動産テック(Real Estate Tech)の動きについて紹介する。不動産に係るオープンデータやビッグデータの活用、不動産流通の新しいプラットフォーム、不動産に特化したクラウドファンディングやクラウドソーシング、情報技術を利用した不動産マネジメントの高度化など、海外における不動産と情報技術が融合した革新的な不動産サービスの概要、そのビジネスモデルを紹介し、日本の不動産業界への影響やインパクト、応用可能性について整理する。 |
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セミナー詳細 |
1.はじめに:不動産テック(Real Estate Tech)登場の背景 (1)金融業界で注目が集まっているFinTechの本質 (2)FinTechが金融業界に与えうるインパクトと既存プレイヤーの対応 (3)不動産に係るオープンデータ、ビッグデータの登場 (4)不動産データの分析テクノロジーの進化 2.海外で勃興する不動産テック(Real Estate Tech) (1)FinTechに続いて増加しているReal Estate Tech投資の動向 (2)多種多様なReal Estate Techプレイヤーの全体像 (3)Real Estate Techが目指す3つの方向性 (4)従来の不動産プレイヤーとの比較 3.不動産テック(Real Estate Tech)の主な先進事例とビジネスモデル (1)プラットフォーム系サービス(不動産売買・賃貸プラットフォーム、エージェント・マッチング、個人間売買プラットフォーム、不動産開発支援サービスなど) (2)ビッグデータ系サービス(不動産マーケティング、価格査定エンジン、データ集約化・情報提供サービス、意思決定支援サービスなど) (3)クラウド系サービス(クラウドファンディング、クラウドソーシングなど) (4)オペレーション系サービス(アセット・マネジメント、プロパティ・マネジメント、その他不動産業務効率化サービスなど) (5)その他サービス 4.日本でも登場しつつある不動産テック(Real Estate Tech)サービス (1)プラットフォーム系サービス (2)ビッグデータ系サービス (3)その他サービス 5.日本の不動産業界への示唆 (1)日本でも進みつつある不動産のオープンデータ化の動き (2)今後の日本の不動産市場で起こり得る構造変化 (3)Real Estate Techサービスが備えるべき3つの差別化戦略 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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