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総合的な監督指針、検査マニュアルの読み方と有効な活用法

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-06-28(火) 13:30~16:30
講師 東京国際コンサルティング株式会社
代表取締役
青木 茂幸 氏

国内外350を超える金融機関等のお客様に、各種規制対応、コンプライアンス・リスク管理態勢の高度化、内部監査機能支援、内部監査外部評価等のサービスを提供してきた 三菱信託銀行(在籍中、経済企画庁調査局出向)、国際的監査法人KPMGグループの金融コンサルティング会社を経て現職 日本内部監査協会「金融内部監査士試験委員」や早稲田大学EC「リスクマネジメント講座」講師等を歴任 地銀協、第二地協、損保協会、日本証券業協会、東証等での講演・研修多数 公認リスク管理監査人(CRMA)、公認不正検査士(CFE)

概要 平成16年以降、金融庁による「総合的な監督指針」、「検査マニュアル」が順次策定・公表され、その後の金融監督、検査は、これらをベースに実施されてきました。しかし、これら文書の金融規制上の位置づけ、性質、本来の読み方や対応は、社内の専門部署や専門家に委ねられ、これまであまり注目されてこなかったところです。そこで、本セミナーでは、あらためて総合的な監督指針、検査マニュアルの位置づけ、文書の体系、業法や行政処分等の関係、共通の留意点等についてあらためて整理し、実務的な視点で解説を行うものです。
セミナー詳細 1.総合的な監督指針、検査マニュアルの性質と本質的な読み方
(1)業法の体系
  (a)金融監督の意義と機能と監督指針の関係とは?
  (b)報告命令、立入検査の意義とは?
  (c)行政処分の種類、性質、発動基準とは?
  (d)規制をどう受け止め、活用すべきか?
(2)「総合的な監督指針」の性質と基本的な対応姿勢
  (a)監督指針の性質とは何か(法的性質、業法と監督指針の関係)?
  (b)監督指針と行政処分の関係
(3)「検査マニュアル」の性質と対応姿勢
  (a)検査マニュアルの位置づけ(法的性質、規範性)
  (b)業法と検査マニュアルの関係
  (c)検査マニュアルと選択行政対応、行政処分の関係
  (d)チェックリストと対応義務(ミニマムスタンダードとベストプラクティス論)

2.総合的な監督指針、検査マニュアルの着眼点と有効な対応法
(1)総合的な監督指針
  (a)着眼点、監督手法、監督上の対応の枠組みとそれぞれの意味
  (b)「適切な措置、機能発揮」「内部管理態勢整備」の水準とは?
  (c)検査マニュアルとのずれをどう考え、対処すべきか?
(2)業態別検査マニュアル
  (a)検査マニュアルの基本体系(経営陣・管理者‐PDCA)
  (b)「認識」「周知」「適切」といった用語を含むチェックリストへの対応水準とは?
  (c)「態勢整備」の対応水準とは?

3.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください

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