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生命保険会社の資産運用高度化

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受講区分 会場
開催日時 2016-06-20(月) 13:30~16:30
講師
キャピタスコンサルティング株式会社 代表取締役 森本 祐司 氏
キャピタスコンサルティング株式会社
代表取締役
森本 祐司 氏

東京海上火災保険にてALM、リスク管理等の業務に従事 98年には日本銀行金融研究所において金融工学関連の研究を行う その後複数の外資系投資銀行を経て、2007年1月にキャピタスコンサルティングを設立 保険会社や銀行のリスク管理に関するアドバイス業務に長年従事 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師 東京工業大学理学院数学コース非常勤講師 日本アクチュアリー会準会員、日本証券アナリスト協会検定会員 日本保険・年金リスク学会(JARIP)理事東京リスクマネジャー懇談会共同代表

概要 「資産運用の高度化」というキーワードは、金融行政方針で取り上げられたことや、マイナス金利政策とも相俟ってか注目を集めています。ただし、収益が苦しくなったから資産運用の高度化を目指すというのは本末転倒であり、本来、高度化して企業価値を高めようと思うのであれば、資産運用機能を日ごろから高める努力が必要となります。それに加え、特に生命保険会社の場合、ただ単に資産サイドを高度化すればそれでうまくいくという訳ではなく、生命保険負債の構造を理解し、その負債をベンチマークとして考える、という、ALMの基本的な考え方に準拠することが極めて重要です。
本セミナーでは、何故こうした考え方が重要なのか、といった基本的な事項に加えて、保険負債、特に生命保険負債の構造の基本的概念を、数値例を交えて説明したうえで、ALMとは何か、目指すべき資産運用の高度化とはどうあるべきかについて解説します。
セミナー詳細 1.資産運用の高度化
(1)どのようなことを期待されているのか
(2)目指している「素朴」なイメージとは

2.原価と資産運用の関係
(1)原価は何のために必要なのか
(2)原価と売値と資産運用

3.保険商品の原価(経済価値ベース評価)
(1)保険商品の原材料とは何か
(2)原材料の価値について
(3)伝統的な保険価値評価との差異について
(4)原価の決定要素とその変動

4.保険会社の資産運用
(1)資産運用部門の機能
(2)企業価値向上のための資産運用
(3)ベンチマークとしての負債価値の理解
(4)保険会社のALM/ERMと資産運用の評価

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
補足事項 ※残席わずか 

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