基礎から始める英文契約書の実務~英文契約書を「全体」と「パーツ」の型で攻略~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-03-08(火) 9:30~12:30 |
講師 |
山口国際総合法律事務所
山口 雄 弁護士 東京弁護士会所属 東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業、同大学院総合文化研究科国際関係論専攻修士課程修了 新東京法律事務所勤務、同事務所の経営統合に伴うビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所(アンダーソン・毛利・友常法律事務所と2015年に統合)勤務を経て、2010年に現事務所を設立 2012年より大橋&ホーン外国法事務弁護士事務所と事務所共同使用 近時の役職は、日本弁護士連合会国際室嘱託・同幹事(2015年はドイツとカナダの国際会議に派遣)、東京弁護士会国際委員会委員、同会労働法制特別委員会委員等 主な取扱分野は、国際取引をはじめ、労働法(外資系企業含む)、コンプライアンス(特にクレーム対応、内部通報)等の会社法務 |
概要 | 英文契約の実務能力は、一度修得すればビジネス人生で一生使えます。ただ、英文契約とはいわば英語・法律・英米法・国際ビジネスから成る大山脈なので、英語や日本法が分かるだけでは足りず、全てを自力踏破するのは困難です。そこで、本講座では、講師作成のオリジナル教材(2冊)を使用し、段階を追って講義を進めます。このうち、本講座で重点を置く初級段階では、類書の乏しい英文契約の基礎を、英文契約書という「異文化の発想」の理解を通じて身に付けます。その上で、今後のステップアップを見通して山麓を少し歩いてみる中級段階では、実務のチェックポイントを、個別条項に紐付けながら「弁護士の発想」の理解を通じて身に付けます。初心者や若手の方はもちろん、国際法務担当に最近異動された方や、部署内での指導上のヒントを得たい方まで、英文契約の山脈をまずは講師とご一緒に登り始めてみましょう。 |
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セミナー詳細 |
1.基礎編(総論) (1)はじめに (a)英文契約では「契約書」が重要になる3つの実務的理由 (b)英文契約のどの要素が実は難しくなく、どの要素が本当に難しいのか? ~英語(使用言語)・法(法律言語)・英米法(準拠法)・ビジネス(取引実態) (c)英文契約を理解するために役立つ、教科書にはあまり書かれていない視点 (2)英文契約書の全体の「型」とその理由 (3)英文契約書のパーツ(各規定)の「基本型」とその理由 (a)「権利と義務」の観点から「要件と効果」の形式で規定するのは万国共通 (b)義務・禁止の表現 (c)条件の表現 (d)範囲(限定、非限定)の表現 (e)参考資料:似て非なる表現集、英語の外来法律用語集、同義語・類語集 2.中級編(各論) (1)一般条項のポイント (a)「17人の侍」と共演者~なぜ必要か、それぞれの役割は? (b)契約の存続・終了(繰り上げ・予定通り・期間延長)を管理する規定のグループ ~契約の存続・終了をめぐる文化の違いとは? (c)紛争解決を管理する規定のグループ ~使用言語・準拠法・管轄・仲裁の最新の関係は? (d)契約類型にかかわらず必要になる技術的規定のグループ (2)実質条項のポイント ~表明保証、損害賠償制限 3.付録 (1)「事前」段階に応用~MOU (2)「国内」に応用~国内契約における英米法型条項の活用 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
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