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航空機・ヘリコプターリース事業投資の魅力と財務・税務戦略

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2016-01-14(木) 9:30~12:30
講師 株式会社アイ・ティー・シー・アエロスペース 
代表取締役
株式会社アイ・ティー・シー・リーシング 
取締役会長
中山 智夫 氏

ITCグループの創業者でITCアエロスペースの社長、ITCリーシングの会長、伊藤忠勤務時、常にトップセールス・マンとして航空機、船舶、化学プラントなど欧州、中近東、北アフリカ諸国で大型プロジェクトに取り組む 伊藤忠チュニス事務所長を経て、チュニジアで独立、ITCを創業 その後、本社を東京に移し、航空機ビジネスに特化し、現在に至る ヘリコプターのオペレーティング・リースを日本で初めて専門組成 世界で初めてヘリコプターの大規模オークションを手掛ける 国際ヘリコプター協会(HAI)の「ファイナンス&リース部会」創設、初代会長 中華ヘリコプター協会(CWHA)の共同代表理事 航空機、ヘリ販売実績とリース組成実績、いずれも200機を超える実績を有する
著書:魔法のランプの磨き方 (航空機ビジネス成功物語)(幻冬舎刊)

概要 世界の航空機市場は、空の開放政策(オープンスカイ)の下で、大手航空会社に加えて、多くのLCCが登場、日本でもJALの破綻・再生と並行して、オープンスカイが実行され、格安航空会社が複数進出。大手とLCC間の競争が、関心の的になっている。また、ヘリコプター市場でも、海底油田などの物資や、人員の輸送などに加えて、消防・防災ヘリ、ドクターヘリといった社会的ニーズの高い分野での活躍が顕著である。一方、金融機関、リース会社は、従来の収益構造を大きく改善、安定した収益性を求めて航空機・ヘリコプターリース事業に乗り出してきた。M&Aを含めて、国内・海外航空会社向けのリース事業が活発に行われている。グローバル、且つ、クロスボーダー取引としての航空機・ヘリコプター、更に、エンジンリース事業の魅力と個人資産家、更には、高収益法人の財務・税務戦略として、長年の実務経験を踏まえて概説します。
セミナー詳細 1.航空機市場の概観
(1)旅客機、貨物機、ヘリコプター市場の勝ち組
(2)航空機(固定翼、回転翼)市場の分類と規模
(3)機体価格と価値の将来予測
(4)他アセットとの比較、不動産、コンテナー、その他
(5)エンジン市場の勝ち組

2.航空会社と事業会社の戦略
(1)ハブ&スポークとポイントツーポイント
(2)ナローボディーとワイドボディー
(3)ターボプロップ
(4)ヘリコプター
(5)エンジン

3.航空会社の機体調達選択肢
(1)航空会社の機体調達手段(メガキャリア―、LCC、スタートアップ)
(2)事業進出分野
(3)アウトライトキャッシュ、リースパーチェス、ファイナンスリース、オペレーティングリース
(4)機体所有形態(所有とレンタル、需要変化、陳腐化、スリム化)
(5)航空会社とリース会社、投資家とのウィンウインの関係

4.金融機関とリース会社の事業戦略
(1)従来の不動産担保融資、国債運用からの脱却
(2)ジャパレバ
(3)オペレーティングリース:JOLとJOLCO(金融商品)
(4)ピュアオペレーティングリース(現物出資、資産価値と所有)
(5)航空機の減価償却と市場価値

5.航空機・ヘリコプター所有と財務・税務メリット
(1)法定耐用年数
(2)中古資産の加速度償却
(3)金融資産としての航空機リース
(4)直接(現物)所有としての航空機リース
(5)個人投資家、法人投資家

6.リース契約に於ける注意事項
(1)航空機の所有権登録
(2)ウエットリース、ドライリース
(3)リース料設定の考え方
(4)資産価値維持
(5)保守・整備

7.航空会社の与信管理業務
(1)航空会社の与信、追加担保設定
(2)機体価値と整備プログラム
(3)Security DepositsとOverhaul Reserves
(4)機体のリトリーバルに際しての諸問題とケープタウン条約
(5)機体の再販と再リース先の選定

8.航空機リース事業のリスク要因とその対応
(1)航空機の事故リスク
(2)航空会社(レッシー)の倒産ないしデフォルトリスク
(3)航空機の保守・整備リスク
(4)航空機市場リスク、イベントリスク
(5)為替リスク

9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※12月10日(木)に開催中止となりましたセミナーの振替講演です。 

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