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最新版「金融モニタリングレポート」を読み解く

~金融庁検査対応として、 各金融機関は具体的に何をすれば良いのか?~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-09-07(月) 10:00~12:30
講師
専修大学商学部 准教授 元 三菱UFJフィナンシャル・グループ コンプライアンス統括部長 渡邊 隆彦 氏
専修大学商学部 准教授
元 三菱UFJフィナンシャル・グループ
コンプライアンス統括部長
渡邊 隆彦 氏

1986年東京大学工学部卒、92年MIT経営大学院修了 三菱東京UFJ 銀行にて金融制度改革、証券子会社戦略、シンジケートローン業務企画、IFRS移行プロジェクト等を担当後、三菱UFJフィナンシャル・グループ コンプライアンス統括部長、国際企画部部長を歴任 2013年4月より専修大学にて教鞭を執る 専門は国際金融、金融制度論、国際金融規制、企業コンプライアンス 国際通貨研究所客員研究員

概要 2013年9月に導入された「金融モニタリング」は、「オン・オフ一体」、「水平的レビュー」の導入、「ベスト・プラクティス」の慫慂など、金融庁検査の枠組みを大きく変化させ、これに伴い、金融機関側にも発想の転換が求められている。
本セミナーでは、7月3日に発表された「金融モニタリングレポート」を読み解きながら、金融庁検査(オンサイトおよびオフサイト・モニタリング)に対し、各金融機関が実際どのように対応すれば良いのか、国際金融規制の潮流や金融庁の具体的な着眼点も踏まえた上で、解説する。
セミナー詳細 1.「金融システムの現状」の読み解き

2.金融モニタリングの「業態別」読み解き
(1)3メガバンクグループ
 (a)海外業務(内部管理)
 (b)グループガバナンス
 (c)グループコンプライアンス
 (d)グループリスク管理(株価変動リスク、外貨流動性リスク)
(2)地域銀行
 (a)ビジネスモデルの中長期的持続可能性(2つの方向性)
 (b)取引先の事業性評価
 (c)リスク管理高度化
(3)外国銀行(拠点ガバナンス)
(4)保険会社
 (a)生保乗合代理店の保険募集管理態勢
 (b)損保会社の保険引受リスク管理態勢
(5)金融商品取引業者
 (a)証券会社の内部統制
 (b)FX業者の為替リスク管理態勢

3.金融モニタリングの「具体的な着眼点」の読み解き
(1)経営管理(ガバナンスの向上)
 (a)取締役会(特に社外取締役)
 (b)監査役会・監査委員会
 (c)内部監査
 (d)外部監査
(2)統合的リスク管理
 (a)統合的ストレス・テスト
 (b)与信集中リスクの管理
 (c)住宅ローンのリスク管理
(3)市場業務等
 (a)投資運用業者の運用態勢(フィデューシャリー・デューティー)
 (b)投資信託販売態勢
 (c)有価証券運用態勢
(4)法令等遵守
 (a)反社対応
 (b)マネロン対応
(5)システム
 (a)サイバー セキュリティ管理、インターネットバンキング不正送金への対応
 (b)基幹システムの将来計画
 (c)ITガバナンス

4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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