証券決済の基礎から改革まで~「証券決済システムのすべて」(東洋経済新報社)出版記念~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2002-03-19(火) 13:30~16:30 |
講師 |
UFJ銀行 決済業務部 調査役 エコノミスト 宿輪 純一 氏 東京大学大学院 非常勤講師 |
セミナー詳細 |
「証券決済システム」は、国債、社債、株式などにおいて、取引を円滑に行うために必要不可欠で重要なインフラストラクチャーです。最近、「証券決済改革」、「CPのペーパーレス化」、「証券決済のT+1(翌日決済)化」、「証券取引のSTP化」など、証券決済や証券決済システムに関する記事がたびたび紙面を賑わせています。国内に目を向けると、これまで遅れていた証券決済法制がようやく整備されつつあり、それにあわせて証券決済改革に関する本格的な議論がスタートし、さまざまな検討が進められています。海外では、米国における証券決済のT+1化、欧州における証券決済機関の合併・統合、またGSTPA、Omgeoといった国際的な証券決済に関するプロジェクトの進行など、さまざまな改革が進められています。今回のセミナーでは、証券決済に関する基礎知識を丁寧に解説するとともに、海外の動向を踏まえて今後のわが国の証券決済のあり方を説明します。 講義詳細 1.「証券決済」をめぐる基礎知識 (1)証券決済システムとCSD(証券決済機関) (2)証券決済プロセス (3)無券面化・無効化、わが国のペーパーレス化法制 2.証券決済のリスク (1)証券決済リスクの削減策:ネッティング、T+1化、DVP (2)CCPのリスク管理策 3.証券決済のトレンド (1)決済期間の短縮化、証券決済インフラ(CSD)の統合化 4.証券決済の改革に向けた勧告 5.米国の証券決済システム改革 (1)米国の証券決済機関、米国の清算機関 (2)T+1に向けた動き、Omgeoの設立 6.欧州の証券決済システム改革 (1)Euroclear、Clearstream International、CrestCo、SIS (2)Londdon Clearing House、Clearnet、Eurex Clearing、EuroCCP (3)Euronext、ix構想、virt-x、Jiway 7.国際的な照合システム「GSTPA」 8.わが国の証券決済システム改革 (1)日銀ネット国債系、証券保管振替機構、債券決済ネットワーク(JBネット) (2)東証・大証、国債の清算機関 (3)証券決済改革報告書、CPのペーパーレス化、保振機構の株式会社化 9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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