東京電力系統運用部門2015年の展開~電力システム改革、再エネ大量導入、生産性向上 の取り組み方針~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-09-28(月) 13:30~16:30 |
講師 |
東京電力パワーグリッドカンパニー 系統運用部長 今井 伸一 氏 1989年3月大阪大学大学院修了 同4月東京電力入社 変電設備の運転、中央給電指令所にて基幹系統の運用、系統運用部にて系統保護リレーの計画・開発に従事 総合研修センターを経て2005年電力流通本部にて海外送配電事業のベンチマーク、国際標準技術の導入、北米電気電子学会保護リレー委員会メンバーとして国際標準化活動に従事 12年千葉支店設備部長、13年THEパワーグリッドソリューション(日立との合弁)にてインフラ海外展開に従事 14年より現職 |
概要 |
系統運用部門は、人口4400万人の首都圏エリアに供給する送電ネットワークをコントロールする給電所とそれらを支える本社機能により構成されている。役割は、時々刻々変化する電力需要に対する発電調整、燃料費を抑える経済運用、送電ネットワークの状態監視、停電時の復旧操作、設備保全のための設備停止調整、電圧調整であり、安全確保、安定供給と経済性の両立がミッションである。 東京電力では来年の小売全面自由化に合わせ他社に先駆けた分社化が予定されている。また、再生可能エネルギー全量買取り制度の導入以降、太陽光発電の導入が進み、今後さらに増加していく見込みである。 さらに、国際的に遜色のない低廉な原価水準を念頭に徹底的なコスト削減と生産性向上に取り組み、福島再生への責任を果たすとともに、電力自由化環境下における競争のプラットフォームである送配電事業の価値向上を図る必要がある。本講演では、上記を見据えた系統運用部門の取り組みについて紹介する。 |
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セミナー詳細 |
1.系統運用部門の業務とミッション (1)電力需要と発電のバランス、周波数調整、発電機の経済運用 (2)系統監視、電圧調整、事故時の復旧操作 (3)設備停止作業の調整 2.電力システム改革に向けた対応 (1)広域運用 (2)分社化への対応 (3)制度改革への対応 3.再エネ大量導入への対応 (1)海外の状況 (2)系統運用への影響と対策 (3)将来に向けた技術開発 4.原価低減、生産性向上に向けた取り組み (1)燃料費削減、送電ロス削減 (2)自動化、スマートグリッド (3)第一線機関収支 (4)人材育成戦略 5.まとめ 6.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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お問い合わせ先 |
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