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金融機関における内部監査態勢の高度化≪実践編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-09-11(金) 13:30~16:30
講師
有限責任監査法人トーマツ シニアマネジャー 石塚 岳 氏
有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
石塚 岳 氏

1979年京都大学法学部卒業、大手邦銀に入行 市場国際部門、英国証券現地法人及び本邦証券子会社で引受業務、デリバティブ商品等開発・営業に従事する等投資銀行業務を長く経験 その後内部監査部門で本部・関連会社監査態勢整備のプロジェクト担当、本部関連会社監査を長く経験 2005年にトーマツ入社後は、特に大手行や地域金融機関へのコンプライアンス態勢支援や、内部監査の品質評価・構築支援を担当 著書として『内部監査高度化のすべて』(共著、金融財政事情研究会、2010年) 公認内部監査人(CIA)

概要 金融機関において内部監査態勢の高度化への期待が高まっている。しかし「高度化」について漠たるイメージしか持っていない金融機関の内部監査部門も多いのではと推察される。本講義では、内部監査態勢の高度化について国内外での内部監査態勢にかかる最新の動向もまじえつつ、(1)グループ内部監査態勢の整備(2)経営目線での内部監査実施(3)リスク変化への感応度の向上や、内部監査部門の人材強化等のトピックス等中心について、実務に即し具体的に説明を行う。本講義は、内部監査部門の役職者、企画担当者ないしは実際に内部監査業務に従事している担当者を対象に、今後の実務に携わるうえでの前提知識の習得、若しくは、知識の再確認とレベルアップに資することを目的とする。
セミナー詳細 1.グループ内部監査態勢の整備
(1)グループ内部監査態勢整備の必要性
(2)親会社の内部監査部門と子会社等の内部監査部門との役割の整理

2.経営目線での内部監査実施
(1)営陣の「監査ニーズ」をリスク・アセスメントや内部監査計画に取込むための工夫
(2)経営戦略(経営計画や本部施策)のPDCAサイクルの有効性を対象とした内部監査の実施
  (a)経営戦略は内部監査の対象となるのか?
  (b)戦略策定プロセス監査
  (c)国内外での動向
(3)内部監査部門から取締役会への報告のあり方

3.リスク変化への感応度の向上
(1)オフサイト・モニタリングの整備
  (a)リスク変化への感応度を高めるための工夫
  (b)データを活用したモニタリング
(2)内部監査の機動性向上とテーマ別監査
  (a)「テーマ別監査」と「部署別監査」の特徴
  (b)「テーマ別監査」と「部署別監査」の重複解消に向けた工夫

4.個別監査の高度化
(1)事前準備 ~事前準備期間・準備の進め方、監査プログラムの整備上のポイント
(2)往査実施 ~往査中の監督と進捗ミーティング、指摘事項のレベルアップに向けた工夫、監査人のスキル向上
(3)監査報告 ~経営に向けた監査報告書記載方法のレベルアップ
(4)指摘フォローアップ ~同じ指摘を繰り返さないための工夫

5.内部監査部門の人材強化
(1)内部監査部門の人材充足状況の把握
(2)人材強化策の整理

6.内部監査態勢の品質評価

7.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ご希望の方に「受講証明書」を発行させていただきます。 

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