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地方銀行の収益モデルと最新動向

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-09-28(月) 9:30~12:30
講師 株式会社格付投資情報センター(R&I)
格付本部
チーフアナリスト
久保 太郎 氏

日興証券入社、信用・市場リスクマネジメントに携わる その後、日興アセットマネジメントで信用リスク定量モデルの開発・運用、銀行担当クレジットアナリストに従事 2004年8月より現職 大手金融グループ、地域銀行などをカバーし、銀行関連の格付方法も担当 「2020年 どうなるニッポンの信用力」(日本経済新聞出版社、格付投資情報センター編・共著)

概要 2000年代、地銀の収益構造は新たな事業領域を牽引役に変容しましたが、2010年代に入って顧客部門の収益は大きく減少しており、今後10~20年を見据えるとさらなる変革が必要になっています。1990年代までは地元の中小企業や地公体、東京の大企業など法人顧客への貸出・決済関連ビジネス中心の収益構造でしたが、2000年代には個人顧客への住宅ローンやアパートローン、投信・保険の販売がコア事業として拡大・定着して、法人顧客からの収益減少を補いました。隣県への貸し出しも伸ばしましたが、これら2000年代に拡大したビジネスは市場の飽和感や過当競争に晒されており、これら事業の変革や新たな事業領域の発掘が地銀経営の大きな課題になっています。
本セミナーでは、地銀の最新の取り組み状況を解説したうえで、地銀に求められる役割を踏まえ、収益モデルの今後の方向性を探ります。
セミナー詳細 1.地銀の収益構造の変遷
(1)2000年代に対顧客収益を牽引した個人向けビジネス
(2)低迷が長期化した地元の法人向けビジネス

2.各ビジネスの事業環境と中長期的な課題
(1)法人向けビジネス
(2)個人向けビジネス
(3)不十分なセグメント戦略、マーケティング、リソース配分

3.地銀の取り組みの最新動向
(1)コアの事業領域の変革に向けた取り組み
(2)未開拓の事業領域の発掘に向けた取り組み
(3)生産性向上に向けた取り組み

4.地銀の収益モデルの方向性
(1)再編・統合を前提とした場合の収益モデルの方向性
(2)再編・統合を前提としない場合の収益モデルの方向性

5.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※7月16日に開催中止となりましたセミナーの振替講演です。 

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