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金融機関におけるサイバーセキュリティの重要課題と実務対応

~監督指針、金融検査マニュアルへの対応を含めて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-07-22(水) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、監査法人トーマツ入社 金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している 外部委託先管理に関しては、大手保険会社、大手クレジットカード会社、電子債権記録機関等に管理態勢構築支援を経験 また、大手金融機関向けにシステムリスク管理高度化支援や内部監査態勢の外部評価業務を実施 主な著作は「内部不正の発生傾向と危機管理」(金融ジャーナル、2011年9月号)「銀行員の内部犯罪を防ぐ」(金融ジャーナル、2013年12月号) 「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(financial regulation 2014冬号)
公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)

概要 サイバーセキュリティ基本法の全面施行、全世界で発生しているサイバーセキュリティ事案に対する脅威の深刻化等を踏まえ、金融庁では「監督指針」および「金融検査マニュアル」の改正を適用しました。これらの改正は特にサイバーセキュリティについて必要な態勢の整備や利用者への対応が具体的な項目として挙げられており、金融機関として必要な管理態勢を整備・機能させる必要があります。
本セミナーでは、金融機関のリスク管理部門、情報システム部門、および内部監査部門向けに、監督指針・金融検査マニュアル改訂の概要から、サイバーセキュリティの海外の対応事例等、セキュリティガバナンスの強化に向けた態勢強化のポイントを解説します。
セミナー詳細 1.情報セキュリティを取り巻く環境
(1)サイバーセキュリティの定義
(2)サイバーセキュリティの事故事例
(3)代表的な攻撃手段
(4)サイバーセキュリティ事案の統計情報
       
2.金融機関としての態勢整備
(1)入口、出口、内部対策
(2)未然防止に向けた内部対策
(3)拡散防止に向けた外部対策
(4)連携の強化に向けた取り組み

3.金融機関利用者に向けた態勢整備
(1)利用者を巻き込んだ攻撃事例
(2)セキュリティポイントの把握
(3)利用者に向けた教育・啓蒙
(4)利用者に対する具体的なリスク管理策

4.サイバーセキュリティへの取り組み
(1)セキュリティリスク態勢評価に向けた整備
(2)ソフトウェアを利用したセキュリティ情報の一元管理
(3)サイバーテロに向けたBCPの整備
(4)セキュリティガバナンスの確立

5.質疑応答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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