決済サービスの海外・国内事情2015「新しいキーワードFinTechの真意」「Apple PayとSamsung Payの影響と今後」「2020年に向けて日本の決済業界地図はどう変わるのか?」 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-06-23(火) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ代表 関東学院大学経済学部講師 山本 正行 氏 主に決済サービス事業の企画、戦略立案を専門とするコンサルタントとして、決済関連の事業化やサービス企画などを支援 消費生活センターや行政と連携し電子決済が絡む消費者問題の解決にも協力 決済サービスに関する法律・制度の整備にあたり、経済産業省、消費者庁などで委員も務める 講演、執筆多数 現在、「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経済学部経営学科講師(モバイルコマース担当)など兼務 |
概要 |
本講義では、海外・国内を対比的に俯瞰し日本の2020年に向けた動向を探ります。アメリカではFinTechという新しいキーワードが生まれました。これは投資家の関心がスマホなどを用いた新決済から、収益を確保しやすい金融に遷移しつつある状況を象徴します。同じアメリカではEMVとコンタクトレス導入が進み、Apple Payが開始された事も記憶に新しいニュースです。国内は、2020年に向けてキャッシュレス環境を整備するという施策が発表され、ATMでの海外カードの現金引き出し対応やEMV化の方向性が明らかになりました。訪日外国人が地方でも国際カードを不自由なく利用できるよう、環境整備を進める方針ですが、いずれも課題があり実効性に疑問が残ります。PayPass/payWave、トークナイゼーションの国内対応も気になる話題です。それらはApplePay普及の条件でもあります。増える消費者問題も悩ましい課題で、今後さまざまな角度から対応が求められます。 本講義は金融機関や小売などで決済サービスに従事する方のほか、ソリューションを提供するプロバイダの方などにも受講していただくことを意識し、決済サービスの状況と課題、今後の方向性を広範に扱う予定です。 |
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セミナー詳細 |
1.海外情勢 (1)FinTechとは ~アメリカで新決済に対する投資家の見方に変化-決済から金融へ (2)国際カード:Visa,MasterCard,CUPなどの状況 ~ アメリカで意外な進展を見せたEMV導入 (3)モバイル・非接触(payWave,PayPass)・NFC ~トークナイゼーション、Apple Pay、Samsun Pay、ロンドン交通局、その他 (4)クラウド・新決済 ~ Facebook、amazon.com、アリババ、PayPal(アメリカ)などの決済サービス (5)事例:イギリス ~ 利用者が容易に取引銀行を変更可能に、銀行が推進するモバイル送金など [前回セミナーと同内容] 2.国内情勢 (1)クレジット/デビット/プリペイド ~国際カードの現状(国際プリペイドの普及、大阪市生活保護給付カードの問題点、等) (2)2020年に向けた施策 ~日本再興計画、割賦販売法改正、検討が始まった資金決済法改正 (3)Apple Pay, Samsung Pay 、コンタクトレス、トークナイゼーションの国内展開は? ~コンタクトレス環境整備に大きなハードル、トークナイゼーションにも課題 3.日本の今後の方向性と課題 (1)2020年に向けた日本の課題 ~EMV対応の課題、新たな消費者問題の傾向、サーバー型電子マネー、ギフトカードを規制? (2)変わるアクワイアリングビジネス ~決済代行業者は淘汰が始まり大手は銀行系列に、越境取引の課題、など (3)その他の新しいサービスに関連する課題 ~スマホ決済、LINE Pay等新決済、越境型サービスの参入(Neteller、Spike、Gumroad)など 4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい 講義は可能な限り本内容に沿って進めますが、資料や進行が本記載に完全に忠実であることを保証するものではありません。 |
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