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決済ビジネスの環境変化と法制変容が与える実務への影響

~決済高度化SG、割賦販売小委員会での審議内容を踏まえつつ、決済ビジネスの実務への影響を検討~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-03-16(月) 13:30~16:30
講師 森・濱田松本法律事務所
金融審議会 決済業務等の高度化に関する
スタディ・グループ委員
堀 天子 弁護士

2001年慶應義塾大学法学部卒業、02年弁護士登録、現在の事務所に入所 08年12月より金融庁総務企画局に出向、金融行政に携わり、09年に資金決済に関する法律とその政府令の策定等に関与 10年に弁護士業務に戻り、金融機関、クレジットカード会社、PSP、電子マネー発行会社、その他各種事業会社に対する金融アドバイスを行っている 14年より金融審議会専門委員に就任し、決済業務等の高度化に関するスタディ・グループにおける審議に法律実務家として参加 主な著書に、「詳説資金決済に関する法制」、「実務解説資金決済法」等

概要 2014年10月より、金融審議会の下で「決済業務等の高度化に関するスタディ・グループ」が立ち上がり、決済をめぐる近年の環境変化と新たな展開を前提として、決済業務等の高度化に向けた必要な基盤整備等について審議が始まっている。新しい決済サービスの課題、銀行等の事業戦略、アジア・グローバル戦略など、新たな論点について、問題提起がなされ、法制が変容する可能性が出てきている。一方、2014年9月には、経済産業省産業構造審議会商務流通情報分科会の下で「割賦販売小委員会」が立ち上がり、クレジットカード取引の環境変化に対応して、マンスリークリアやペイメントサービスプロバイダー(PSP)のあり方などが議論されているところである。これらの議論の行方によって法制が変容すると、金融機関、資金移動業者、決済代行会社その他の事業会社が営む決済ビジネスの実務に大きな影響が生じる可能性がある。

本講演においては、金融審議会の専門委員でもある講師が、決済高度化SGや割賦販売小委員会での議論やパブリックコメントの状況を踏まえつつ、決済ビジネスの実務への影響について説明する。

本講演によって、各種決済ビジネスを営むご担当者に対し、最新の議論をキャッチアップし今後の事業戦略に向けて一考の機会を提供することを期待する。
セミナー詳細 1.決済ビジネスをめぐる近年の環境変化と新たな展開

2.決済業務等における環境変化と課題
(1)新しい決済サービスの発展と課題
 (a)資金移動業者とそのサービスの状況
 (b)多様な決済ビジネスプレイヤーの出現とその連携
 (c)キャッシュレスペイメント

(2)銀行等の事業戦略と今後の展開
 (a)銀行間又は銀行以外の事業者との連携・協働
 (b)銀行に求められる役割と課題

(3)決済のアジア・グローバル戦略

3.クレジット取引における環境変化と課題
(1)アクワイアラーとPSP等加盟店調査の担い手とそのあり方
(2)マンスリークリアの取引の位置づけ
(3)セキュリティ対策の方向性

4.質疑応答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 

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