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航空機ファイナンスの理論と実務

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-01-20(火) 13:30~16:30
講師 クリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業
井門 慶介 弁護士

2003年京都大学法学部卒業 04年弁護士登録、クリフォードチャンス法律事務所へ入所 大手都銀コンプライアンス部への1年間の出向の後、08年英国ウォーリック大学(University of Warwick)にてロースクール(LL.M)修了 その後、日系総合商社ロンドン支店での勤務を経て、クリフォードチャンス香港オフィスに異動、同香港オフィスにて約1年半の間専属的に航空機リース案件に従事する 現在はクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業に所属 主な業務分野は国内外の航空機ファイナンスを中心としたアセットファイナンスおよびその他のファイナンス取引全般

概要 航空機の調達に関連するリース取引・ファイナンス取引への取組みは高い関心を集めており、これまでに取組み実績がなかった日本の金融機関、リース会社や商社などにおいても国内外を問わず航空機のリース取引・ファイナンス取引が積極的に検討されているようです。他方、米国・欧州の信用不安も解消し欧米の金融機関が再びマーケットで活発に動き出したことや、日本国内における参加者が増加しつつあることから、マーケットにおける競争環境はより厳しいものとなってきているようです。このような環境では、金融機関として、種々のリスクを考慮しながら、より幅広い案件に積極的に取り組む事を検討せざるを得ない状況になりつつあります。
このような状況を踏まえ、本講演では、航空機ファイナンスの基本的なストラクチャーを説明した上で、より多彩な資金調達ニーズを満たすための発展的なスキームの紹介を行います。さらに、金融機関が案件に取り組む場合の考慮要素、国際的な担保権制度、エアラインのデフォルト等の有事の際の航空機の取り戻しに関する実務的論点についてご紹介いたします。
セミナー詳細 1.航空機ファイナンスの目的・種類・基本的なスキームの解説
(1)航空機ファイナンスの目的・種類
(2)日本型オペレーティングリース(JOL/JOLCO)
(3)海外レッサーから国内レッシーへのオペレーティングリース
(4)ECA(Export Credit Agency)保証付きリース

2.発展的な航空機ファイナンス取引の概要
(1)バルーン付ローン
(2)PDP(Pre-Delivery Payment)ファイナンス、機材開発段階のファイナンス
(3)航空機ファイナンスとキャピタルマーケット(証券化、EETC)

3.航空機ファイナンスにおけるドキュメンテーション
(1)ドキュメンテーションの全体構造
(2)リース契約の解説
(3)ローン契約の解説

4.航空機ファイナンス取引における担保とCape Town条約
(1)典型的な担保の解説
(2)Cape Town条約の概説

5.レンダーからみたリスク管理の視点
(1)案件スキームの選択の目線
(2)航空機の取り戻し、担保事項に関する実務的論点

6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 
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