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ストレステスト高度化への取り組み≪基礎編≫

~地域金融機関のビジネスモデルの検討・策定への活用~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2014-09-11(木) 13:30~16:30
講師 有限責任 あずさ監査法人
金融事業部 金融アドバイザリー部
シニアマネジャー
曽我部 淳 氏

大手邦銀に入行後、銀行子会社で主に信用リスク管理高度化に係るアドバイザリー業務に従事 2003年に当法人入所後は、金融機関向けに信用リスク管理・統合的リスク管理態勢の高度化、バーゼルII・III対応などを中心としたアドバイザリー業務に従事

概要 昨年9月に金融庁から公表された検査・監督方針を踏まえ、銀行において5~10年後を見据えた中長期の経営戦略に係る議論がこれまで以上に注目されています。この数年間で貸出金及び預金ともに増加傾向が見られるものの、将来的な人口減少や都心部への一極集中、或いは高齢化が広く認識されている中、特に地域金融機関においては地元地域の経済発展への貢献やサービス提供を踏まえながらどのようにして収益を確保していくのかのビジネスモデルを策定することが求められていると言えます。この策定するビジネスモデルの説明力を高め、かつ実現可能性の高いものにするためには、検討段階において定量面からの疎明材料を準備することが重要であり、こうした取り組みにおいては従来から実施しているストレステストの枠組みを有効活用しつつ、さらなる高度化に着手していくことが必要となります。本セミナーでは、こうした業界議論や問題意識を踏まえ、実務的な視点からストレステストの高度化に向けた取り組みについて解説致します。本セミナーの対象としては、ストレステストの業務に携わっている新任担当者やその管理者(リスク管理部門)や内部監査部門の方を想定しています。
セミナー詳細 1.近時のストレステストの動向と高度化に向けた検討課題
(1)主要諸外国及び日本の金融機関における取り組み状況
(2)ストレステスト実施態勢のフレームワーク
(3)リスクアペタイト・フレームワークへの活用
(4)高度化に向けた検討課題

2.ストレステスト高度化に向けた実務
(1)マクロ経済指標を活用したストレスシナリオの作成
(2)マクロ経済指標とリスクファクターの関連付け
(3)将来シナリオ下における各種影響額の計測方法
(4)ストレステスト結果の分析・検証

3.将来のビジネスモデルの検討・策定への活用
(1)近時の業界動向を踏まえた地域金融機関の問題意識
(2)ビジネスモデルの検討・策定に向けた取り組み
(3)ストレステストの枠組みを活用した中長期シミュレーション

4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
補足事項 ※ご同業の方からのお申し込みはお断りをさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。  

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