「トレーディング勘定の抜本的見直し:マーケット・リスク枠組みの改定」について |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-07-03(木) 13:30~16:30 |
講師 |
有限責任 あずさ監査法人 金融事業部 金融アドバイザリー部 ディレクター 佐上 啓 氏 マネジャー 守谷 嘉洋 氏
【佐上氏】 |
概要 |
2013年10月31日にバーゼル銀行監督委員会より、マーケット・リスクの資本配賦に係る抜本的見直しの第2次市中協議文書「トレーディング勘定の抜本的見直し:マーケット・リスク枠組みの改定」が公表されました。この文書は、先に公表された第1次市中協議文書(2012年5月3日公表)にて提案された見直しに関するフレームワークをより詳細に提供するとともに、新たな規制文書案を提示しています。最終案公表は2015年、適用開始時期は最速で2018年という予定になっていますが、金融機関における規制対応及びリスク管理実務への影響は大きく、早期の準備が必要とされるテーマです。 本セミナーでは、まず先般の金融危機により明確になった現行枠組みの弱点や損失バッファとしての所要自己資本の不十分性、2011年より国内で適用されているバーセル2.5の不完全性を解説した後、第2次市中協議文書にて提案された主な改定内容、特にトレーディング勘定における信用リスクの取り扱い(バーゼルIIIにおける証券化エクスポージャーやCVAリスクとの関連性)、VaR(バリューアットリスク)からES(期待ショートフォール)へリスク指標見直し、標準的方式と内部モデル方式関係強化について、解説を行います。また、今次改定される方法で計測されるリスク量と、現行方法のリスク量について、サンプルポートフォリオを用いて検証した結果やそこからのインプリケーションを考察します。なお、内容は現段階における案であり、今後変更される可能性があります。 |
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セミナー詳細 |
1.第2次市中協議文書公表の背景 (1)マーケット・リスクに関する時代背景 (2)バーゼル2.5について (3)改定案の全体像 2.マーケット・リスク枠組み改定に係る主要な項目 (1)信用リスクの取り扱い (2)リスク指標としてのES(期待ショートフォール)の特徴 (3)内部モデル方式と標準的方式の関係 3.サンプルポートフォリオを用いたリスク量の変化 (1)リスク量の比較検証 (2)リスク量からみた今次改定案の特徴 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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お問い合わせ先 |
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