船舶ファイナンスの重要ポイント≪基礎編≫ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-06-06(金) 13:30~16:30 |
講師 |
小岩井・桜木法律事務所 加藤 伸樹 弁護士 2003年3月京都大学法学部卒業 06年3月学習院法科大学院修了 07年12月弁護士登録(第一東京弁護士会) 取扱分野は、船舶融資関係を含む各種契約案件、訴訟案件など 関連論文として、「船舶建造時の融資とその留意点」(銀行法務21 719号)がある |
概要 | 外航船には海難事故など船舶特有のリスクがあるため、契約書やスキームが一般的な知識では理解しにくいものになってしまいます。また、外航船については、複数国の当事者が関与することが多く、船籍登録もいわゆるタックスヘイブンで行われるなど、その法律関係には渉外的な要素が多く含まれますが、 関与する国が案件ごとに異なることもあり、契約書やスキームを統一的に理解することに困難が伴います。これらの問題に対応するためには、契約書やスキームを考えるために必要な基礎的な知識や考え方をしっかりと押さえることが何よりの近道です。このような観点から、本講義では、外航船に関するシップファイナンス案件に携わる際に使える基礎的な知識や考え方をお伝えします。 |
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セミナー詳細 |
1.渉外的な法律問題に取り組む際の基本 (1)国際私法 (2)準拠法 (3)公法と私法 (4)法廷地 2.ファイナンススキームの全体像と担保の基本 (1)スキーム概要 (2)担保の最終目標-第三者に優先する (3)対抗要件 3.船舶抵当権(モーゲージ) (1)モーゲージを取る目的 (2)モーゲージの設定 (3)モーゲージの登録・対抗要件 4.傭船料債権譲渡担保 (1)傭船料債権譲渡担保を取る目的 (2)譲渡担保契約 (3)対抗要件具備 (4)傭船料の支払先 5.保険金債権譲渡担保 (1)保険金譲渡担保を取る目的 (2)保険の種類と対応 6.親会社による保証 (1)保証を取る目的 (2)保証契約 (3)親会社等による保証の決定 7.造船中の担保 ~造船中のリスクと担保 8.船舶特有のリスクに対処するための仕組み (1)船舶の維持 (2)保険の維持 9.確実に担保を設定するために-融資実行と船舶引渡し ~船舶引渡し・代金決済(クロージング)の実務 10.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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