航空機ファイナンスの実務と法的論点≪実践編≫ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-04-15(火) 13:30~16:30 |
講師 |
クリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業 パートナー 鈴木 秀彦 弁護士 福永 周介 弁護士
【鈴木弁護士】 |
概要 |
近年、ローコストキャリア(LCC)の就航や、大手航空会社による新規機材の導入、国産ジェット機の開発など、航空機関連のニュースがメディアを賑わせており、国内外の金融機関やリース会社等においても、航空機の調達に関連するリース取引・ファイナンス取引への取組みは高い関心を集めています。実際、これまでに取組み実績がまったくなかったか少なかった日本の金融機関、リース会社や商社などが、国内外を問わず、航空機のリース取引・ファイナンス取引に積極的に参入していくケースが増えています。航空機を対象とする取引は、法的な側面からみると、取引当事者の所在地や関連する法令が日本に限定されないクロスボーダーの国際取引となることが多く、かつ、経験あるプレーヤーを中心とする業界において歴史的に発達してきた特有で複雑な取引ストラクチャーが利用されることが少なくありません。さらに、法規制やマーケットの変化等をうけて新たなスキームも絶えず発展しています。このような理由から、案件への取組みに際しては、取引ストラクチャーの理解のみならず、関連する海外の法制度を含めた、取引にかかわる幅広い専門的知識をもつことが必要となるでしょう。 本講演では、航空機を対象とするリース取引・ファイナンス取引の基本的な知識やスキームを解説するほか、最近みられる実践的な取引類型や実務上の論点を幅広くカバーいたします。この春から新たに航空機リースや航空機ファイナンスに関する業務に携わる方、新入社員の方、実務経験はあるものの知識を理論面から再確認したい方などにも適した内容となっております。 |
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セミナー詳細 |
1.航空機ファイナンスの目的・種類 (1)航空機ファイナンス取引について (2)航空機リース取引の種類、取引当事者の意図、他の取引類型との比較 2.航空機リースの基本的なスキームの解説 (1)セール&リースバック取引 (2)日本型オペレーティングリース(JOL/JOLCO) (3)海外レッサーから日系エアラインへのオペレーティングリース 3.航空機リース契約の主な構成 (1)主要な条項の概要と留意点についての解説 (2)航空機保険の概要 4.航空機ファイナンス取引におけるローン契約の主な構成 (1)主要な条項と留意点についての解説 (2)最近の論点 5.航空機リース取引・航空機ファイナンス取引における担保 (1)典型的な担保(Mortgage, Lease Assignment, Insurance Assignment, Warranty, etc) (2)日本における航空機抵当権 6.ケープタウン条約による国際的権益の登録 (1)ケープタウン条約の概要 (2)実務上の適用場面及び留意点 7.発展的な航空機ファイナンス取引の概要 (1)PDP(Pre-delivery payment)ファイナンス (2)ECA(Export Credit Agency)保証付ファイナンス案件 (3)航空機リースの証券化スキームの紹介 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
補足事項 | ※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合がございますので、ご了承ください。 |
カテゴリ | |
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