世界の決済サービス事情と今後の方向性~カードからスマホ・クラウド連携型へ進化する決済サービスの今後~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-02-21(金) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ代表 関東学院大学経済学部講師 山本 正行 氏 主に決済サービス事業の企画、戦略立案を専門とするコンサルタントとして、決済関連の事業化やサービス企画などを支援 消費生活センターと連携し電子決済が絡む消費者問題の解決にも協力 講演、執筆多数 現在、「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経済学部経営学科講師、社団法人電波産業会 高度無線通信研究委員会特別委員(モバイルコマース担当)なども務める |
概要 |
本講義では、アメリカ、EU、アジアで進む決済サービスのトレンドを俯瞰し、将来の決済サービスの方向性を探ります。全体としては、(i)アメリカを中心に進むスマホ、クラウドを活かした新サービスの傾向、(ii)EUに見る金融機関を中心にモバイルや非接触などサービスの間口を広げる傾向、(iii)中国銀聯に見る排他的な巨大ハウスカード化現象、が象徴的です。そのようなグローバル事情を分析し、日本の向かうべき方向を探っていきたいと考えています。各論では、クレジット、デビット、プリペイドに加え、昨今急増したスマホ決済やモバイルを使った決済サービス、日本が抱える法整備、消費者問題に焦点をあてます。 本講義は金融機関や小売などで決済サービスに従事する方のほか、ソリューションを提供するプロバイダの方などにも受講していただくことを意識しました。 |
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セミナー詳細 |
1.海外情勢 (1)国際カード(クレジット/デビット/プリペイド) (a)欧米ではなぜデビットカードが普及するのか (b)今後はプリペイドカード化が進む (c)2017年アメリカEMV化の実態 (2)地域マネー (a)SEPAその後 (b)中国銀聯の動き (3)米流通業の動き ~ウォルマート金融進出の理屈 (4)アンバンクト - - 銀行に依存しないサービス ~M-PESA(ケニア)、WesternUnion など (5)スマホ決済サービス ~スクエア、PayPal(アメリカ) (6)クラウドサービス ~アップル、amazon.com、PayPalなど (7)NFC、非接触等の進展とモバイル決済 ~非接触インフラ整備に進展が見られるイギリスとフランス (8)事例:イギリス ~利用者が用意に取引銀行を変更可能に、銀行が推進するモバイル送金、など 2.国内情勢 (1)国際カード(クレジット/デビット/プリペイド) ~ 国内決済ネットワーク、海外と異なる事情、など (2)スマホ決済 ~専用端末型、ドングル型(ペイパルヒア、Coiney、楽天スマートペイ、スクエア) ~スマホ決済の分析 (3)重要性を増す決済代行業者の存在 ~ECにおける貢献と越境型決済の問題、等 (4)電子決済と消費者問題 ~サクラサイト問題、越境型決済問題、など 3.今後の方向性と課題 (1)問われる加盟店管理体制 ~バッチ処理からリアルタイムモニタリングへ (2)法制度 ~割賦販売法と資金決済法、国際プリペイドの管轄は? ~フロントからバックへ - - 決済と清算スキーム・プロセッサとしての有効性を活かす (3)ニーズとソリューションの多様化にどう対応するか ~モバイル/スマホを活かし柔軟に対応 生態系に配慮したサービスを 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい 講義は可能な限り本内容に沿って進めますが、資料や進行が本記載に完全に忠実であることを保証するものではありません。 |
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