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業態分化を迫られるJAバンクの戦略

~揺らぐ事業基盤と逆転した准組合員への対応~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-11-29(金) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。

概要 農業メインバンクと生活メインバンクを標榜しているJAバンクも大きな転換点を迎えている。資金運用を農林中央金庫に大きく依存するモデルも修正を余儀なくされ、信農連・JAも独自の融資戦略を実行する必要に迫られている。
現実には、農業就業人口の減少に伴う農業関連事業の縮小と信農連・JAの貸出余地の減少という事業基盤の揺らぎに、効果的対策を講じ切れていない。しかも、東北大震災からの復旧・環太平洋パートナーシップ協定(TTP)・食料需給関係悪化などの重大課題に加えて、正会員の継続的減少と准組合員の過半数超えという顧客基盤の地殻変動にも直面している。
この重大局面において、地域ごとに業態分化を迫られるJAバンクの今後の戦略を予測する。予測には海外の類似金融機関の戦略も参考とする。JAバンクの戦略が各金融業態にどのような影響を与えていくのかもみていく。
セミナー詳細 1.最近のJAバンクの中期戦略
(1)平成22-24年の中期戦略
(2)平成25-27年の中期戦略
(3)農業メインバンク
(4)生活メインバンク
(5)態勢と仕組みづくり
(6)事業基盤と顧客基盤に影響を及ぼす内外環境変化

2.重要課題への対応
(1)農業メインバンク関連
(2)対応の進捗度
(3)生活メインバンク関連
(4)対応の進捗度
(5)競合金融機関の攻勢と取組の多様化
(6)従来の枠組みと手法では解決難しい

3.先行する海外類似金融機関との比較
(1)世界展開のクレディ・アグリコル
(2)輸出を主導するラボバンク
(3)先を見据えた戦略展開
(4)JAバンクへの示唆

4.今後の戦略における想定業態オプション
(1)想定される2つの業態オプション
(2)競合金融機関の相違

5.想定業態オプション1=『地域金融機関戦略』
(1)想定業態オプションの内容
(2)成功要件
(3)銀行への影響
(4)証券への影響
(5)保険への影響

6.想定業態オプション2=『リテール金融機関戦略』
(1)想定業態オプションの内容
(2)成功要件
(3)銀行への影響
(4)証券への影響
(5)保険への影響

7.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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