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アパートローンにおける信用リスク管理の高度化≪実践編≫

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2013-10-15(火) 13:30~16:30
講師 NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング株式会社
秋場 良太 氏

東京大学大学院理学系研究科修了後、銀行系シンクタンクを経て当社入社。債務者格付制度の構築・検証、リテールプール区分の構築・検証、パラメータ推計・検証、住宅ローンの収益管理、アパートローンの信用リスク管理高度化などの信用リスク管理業務全般を主に担当。リスク管理以外では、金融機関向け顧客満足度調査などにも従事。専門は信用リスク管理。

概要 近年、いくつかの金融機関で賃貸用不動産向けローン、いわゆるアパートローン(アパートローンとマンションローン)を積極的に推進する動きがみられる。こうした積極姿勢はアパートローンが事業法人や住宅ローンに比して、デフォルト率が低いのと、高めのスプレッドを確保できる数少ない商品だからであろう。こうした動きがあるにもかかわらず、アパートローンの初期審査基準が経験則で定められたままになっていたり、データ整備が不十分なため途上モニタリングがうまく機能していなかったり等、管理が不十分な金融機関が多いのが現状である。そのため金融機関においてアパートローンのリスク管理強化は喫緊の課題といえよう。
そこで本セミナーではアパートローンのリスク管理高度化に必要な事項を体系的に整理する。さらに蓄積した初期・途上与信データのマーケティングへの活用方法などについても考察したい。
セミナー詳細 1.アパートローンの動向とリスク特性
(1)賃貸住宅市場の動向
(2)アパートローンの動向
(3)アパートローンのリスク特性
 (a)アパート/マンションの収益性
 (b)債務者と実質同一先の信用力
 (c)保全力(債務者の資産背景、物件の担保価値、他の担保・保証)
 (d)その他(債務者の入居有無、家賃保証の有無など)
(4)アパートローンのリスク管理高度化の必要性

2.アパートローンの初期与信管理の高度化
(1)初期与信管理の現状と課題
(2)初期与信管理高度化の全体像
(3)アパート/マンションの収益性評価
 (a)賃料の予測モデルの構築
 (b)入居率(空室率)の予測モデルの構築
 (c)経費の推計
 (d)物件からの将来キャッシュフローの推計 ⇒復帰価格(ターミナルバリュー)の推計がポイント
 (e)将来キャッシュフローに基づく“理論賃料掛け目”の導出
(4)債務者自身とその経営事業の信用力評価
(5)アパートローンの審査基準の高度化

3.アパートローンの途上管理の高度化
(1)途上管理の現状と課題
(2)途上管理の高度化の全体像
(3)途上管理用データ蓄積の重要性 ⇒データ蓄積はエクセル・アクセスで対応可能
(4)案件属性別のモニタリング

4.アパートローンの初期・途上データの活用
(1)初期与信への活用(資産家や不動産会社へのアドバイス、格付への活用など)
(2)マーケティングへの活用(個人富裕層向けマーケ、CRMへの展開)

5.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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