コントロール・セルフ・アセスメント(CSA)の実務と組織・体制作り≪オペリスク管理基礎編1≫ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-06-26(水) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社日本総合研究所 理事 西口 健二 氏
1981年京都大学理学部卒。84年大阪大学理学部数学教室助手。87年理学博士。87-88年西独マックス・プランク研究所客員研究員。89年三井銀行(現三井住友銀行)入行。91-92年 米NYデリバティブ子会社。2001年統合リスク管理部副部長。05年オペレーショナルリスク管理室長。09年日本総合研究所 理事。 |
概要 | オペレーショナル・リスク管理については、苦労して体制作りを一旦終えたものの、実務としてどうもうまく機能していないと感じている金融機関が多いのではないか。そこで、本シリーズでは3回に分け、改めて入門のところからオペリスク管理の全貌を解説する。まず第1回の本セミナーでは、オペリスク管理の中核である「CSA」に焦点をあて解説する。いかにして網羅的に、かつ、適切な単位でアセスメントをするか、また、恣意性を排除するかの実務を紹介する。その上で、CSAが十分効果を発揮するための定量的な扱いについて話を展開する。潜在リスクを「見える化」するものであり、その手法を余すところなく解説するのがここで目的だ。従って、初めてCSAを学ぶ方々に加え、これまでのCSAの課題を整理して再構築を検討する方々にも、即実務対応できるような内容を基礎に立ち戻って解説するものとなっている。また、組織体制作りといったインフラ面についても勘所を十分に解説する。全3回を通じて、バーゼルⅢの先進的計測手法(AMA)にもちろん対応しているが、それにとどまるものではなく、オペリスク管理が具体的に効果をあげるための実務の全体像を示すことに狙いがある。従って、生損保や信託、証券、地銀、信金やさらに商社等の、経営企画・リスク管理・監査・IT等に関わる経営層から実務家までの幅広い層を対象とする。各回は単独の受講でも全体像がわかるように工夫され、また資料は、3回を通して受講されると、特段の予備知識なしで学べるオペリスク管理の教科書となるように作成されている。 |
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セミナー詳細 |
※この講座は全3回となっております(6/26 7/3 7/9) 【特別割引:基礎編3セット価格】 1名につき 3講座 85,000円(消費税・参考資料代を含む) 【特別割引:基礎編2セット価格】 1名につき 2講座 60,000円(消費税・参考資料代を含む) ※2講座以上お申込みの場合は、連絡事項欄にセミナー開催日をご記入下さい。 1.オペレーショナル・リスク管理の基本と組織・体制作り (1)オペレーショナル・リスクとは (2)組織・体制の整備、経営への報告 2.コントロール・セルフ・アセスメント(CSA)の実務 (1)いかにして網羅的にシナリオ導出するか -業務の棚卸手法- (2)アセスメント単位とは -実効性を高める適切な括りの作成- (3)リスクとコントロールのアセスメント -恣意性排除のためのからくり- 3.コントロール・セルフ・アセスメント(CSA)の定量的扱い (1)発生頻度をどう評価するか -平均頻度テーブルの作成手法- (2)発生規模をどう評価するか -取引量分布の推計手法- (3)シナリオの定量分析 -マグニチュード評価とテイル推計- 4.計量化・リスク削減・リスク管理態勢構築に向けて -第2、3回へ- 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい 【第2回】 1.CSA、組織・体制作りのポイント -第1回のまとめ- 2.オペレーショナル・リスク管理のデータ収集のポイント 3.計量化モデル 4.配分手法 5.リスク削減・リスク管理態勢構築に向けて -第3回に向けて- 【第3回】 1.CSA、組織・体制作り、計量化、データ収集のポイント -第1、2回のまとめ- 2.リスク削減の実務 3.リスク管理態勢と内部監査態勢の構築 |
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